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2003年夏、著者の黒咲一人は家財道具を売り払い、全てをなげうって「リストラ漫画家」として四国のお遍路を自転車で這いずりまわった。そして、帰京後、縁があって紀行マンガとして描いたのが『55歳の地図』。それから6年後の2009年夏、還暦を迎えた黒咲は、東京・有明ターミナルのフェリーに自転車で乗り込もうとしていた。目的地は、もちろん四国!!やがて、黒咲は『55歳の地図』にも描いた、一心さんや旅で出会った仲間と再会を果たすのだが…、そこには衝撃の事実が待ち受けていた!!※本書は絵日記として著者が「ジャポニカ学習帳(自由帳)」に描いたネーム(ラフスケッチ)を電子書籍化したものです。
2003年夏、著者の黒咲一人は家財道具を売り払い、全てをなげうって「リストラ漫画家」として四国のお遍路を自転車で這いずりまわった。そして、帰京後、縁があって紀行マンガとして描いたのが『55歳の地図』。それから6年後の2009年夏、還暦を迎えた黒咲は、東京・有明ターミナルのフェリーに自転車で乗り込もうとしていた。目的地は、もちろん四国!!やがて、黒咲は『55歳の地図』にも描いた、一心さんや旅で出会った仲間と再会を果たすのだが…、そこには衝撃の事実が待ち受けていた!!※本書は絵日記として著者が「ジャポニカ学習帳(自由帳)」に描いたネーム(ラフスケッチ)を電子書籍化したものです。
「55歳の地図」の続編。あれから6年後、今度は移住するつもりで再び四国を訪れます。畑仕事をしながら子供達に漫画の描き方を教えたいというのが目的だったようですが、なかなか借りれる家が見つからず、ようやく山の上の小屋で暮らし始めますが思うようには上手くいかなかったようです。お遍路さんをした時の恩人である一心さんとおじいやんも同居するんですが、それもなかなか大変そうでした。ただ「55歳の地図」よりも肩の力が抜けた内容になってるので、その上手くいかなさも含めてエッセイ漫画としてすごく面白かったです。ジャポニカ学習帳に鉛筆書きしたネームの状態のまま電子書籍化されたものですが、読みにくさも分かりにくさも気にならなかった。