あらすじ

飢えて荒んでいた子供時代に、分厚い財布ごと持っていけと言ってくれた美しくも謎めいた男・元哉に、恩と憧れ、崇拝の気持ちすら抱いてきた唯純。19歳になり、偶然元哉の居場所を知った唯純は、いてもたってもいられず屋敷に押しかける。子供時代の礼を伝え、必ず役に立つからそばに置いてくれと言い募ると、元哉に「ただの気まぐれだった」「帰れ」と冷たくあしらわれてしまう。何でもするからと食い下がると、元哉は残酷そうに笑い衝撃的な言葉を放ち!? 屈強寡黙で盲信的な付き人×性悪魔性インテリSのダークラブ。(「徒花の棲み処1」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.37に収録されています。重複購入にご注意ください)
小説花丸 徒花の棲み処1

飢えて荒んでいた子供時代に、分厚い財布ごと持っていけと言ってくれた美しくも謎めいた男・元哉に、恩と憧れ、崇拝の気持ちすら抱いてきた唯純。19歳になり、偶然元哉の居場所を知った唯純は、いてもたってもいられず屋敷に押しかける。子供時代の礼を伝え、必ず役に立つからそばに置いてくれと言い募ると、元哉に「ただの気まぐれだった」「帰れ」と冷たくあしらわれてしまう。何でもするからと食い下がると、元哉は残酷そうに笑い衝撃的な言葉を放ち!? 屈強寡黙で盲信的な付き人×性悪魔性インテリSのダークラブ。(「徒花の棲み処1」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.37に収録されています。重複購入にご注意ください)

小説花丸 徒花の棲み処2

元哉の気まぐれで身の回りの世話をすることを許されている唯純だったが、元哉が誰を気に入り、誰と寝ようがいっさい口を出すことはできなかった。けれど時々気が向くと、唯純にも触れることを許してくれる瞬間があり、唯純の心はその時間だけは満たされた。ある日屋敷に、ナツという子供がやってきた。世話をしているうちに懐かれてしまった唯純は、ナツのことを調べようと動く。その際に、元哉がヤクザの組長の息子だと知り!? 屈強寡黙で盲信的な付き人×性悪魔性インテリSのダークラブ。(「徒花の棲み処2」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.37に収録されています。重複購入にご注意ください)

小説花丸 徒花の棲み処3

罠にはまり元哉の手中に堕ちた五十嵐から、「あなたが思っている以上に元哉は恐ろしい人間、逃げなさい、それが叶う内に」と忠告された唯純。さらに、元哉の幼馴染の池上からは元哉のつらく凄惨な過去を教えられる。破滅的な元哉を案じながらも離れていく池上を見ながら、自分だけは元哉を絶対に裏切らないと心に刻む唯純だったが……。屈強寡黙で盲信的な付き人×性悪魔性インテリSのダークラブ。(「徒花の棲み処3」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.38に収録されています。重複購入にご注意ください)

小説花丸 徒花の棲み処4

「あなたが欲しい」と元哉に告げ、彼の気まぐれで一夜をともにし肉体を繋ぐことができた唯純は、ますます元哉にのめりこんでいった。そんな唯純の唯一の懸念は、幼いナツのことだった。元哉はそんな自分の忠誠を試すように、唯純を慕うナツを「抱け」と冷酷に命令する。元哉への愛とナツへの情に心が引き裂かれそうになった唯純は、元哉に許されるわけがないと知りつつ、ナツを連れ屋敷から逃亡するが!? わかりにくい愛に身を捧げる、究極の献身愛。ついに完結。(「徒花の棲み処4」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.39に収録されています。重複購入にご注意ください)