あらすじ

60年代。歓楽街。熱に浮かれるダンスのリズム。“傷”を負った男は、その女を、追う。さあ、狂え。月下の者たちよ。漫画家にイラストレーター、そして映画監督と、常にジャンルを越境しながらマッドでセクシーな作品を生み出しつづけ、多くのアーティストやクリエーターから熱い賞賛を集めるカネコアツシ。『BAMBi』『SOIL』に続いて漫画界の鬼っ子が放つは、不意打ちの新境地。錯乱する「愛」の物語、始まる。
Wet Moon 1巻

60年代。歓楽街。熱に浮かれるダンスのリズム。“傷”を負った男は、その女を、追う。さあ、狂え。月下の者たちよ。漫画家にイラストレーター、そして映画監督と、常にジャンルを越境しながらマッドでセクシーな作品を生み出しつづけ、多くのアーティストやクリエーターから熱い賞賛を集めるカネコアツシ。『BAMBi』『SOIL』に続いて漫画界の鬼っ子が放つは、不意打ちの新境地。錯乱する「愛」の物語、始まる。

Wet Moon 2巻

世界の裏側で闇に犯された男は、底なしの深淵へ進む。狂おしいまでに求める女を、追って。“傷”が疼く。もう戻れない。映画監督・アパレルデザインとマンガの枠を越えて活躍し、フランス語版『SOIL』が2012年、サン・マロで開催されるフェスティバル“EtonnantsVoyageurs”で“GrandPrixdel’Imaginaire”を受賞、アングレーム国際漫画祭“SelectionPolar”部門ノミネートなど、海外でも高い評価を得る鬼才カネコアツシが、その才能のすべてを賭けて放つルナティック・ダーク・サスペンス、世界待望の第2巻。

Wet Moon 3巻

傷を負い、狂った世界から逃げる男と、彼が追い求める、世界に狂わされた女。月だけが、ふたりを見ていた。終わりのない悪夢が今、終わる。筆ペン1本で描き出されるユニークな絵柄と、複雑に織り会わされた圧倒的な物語。映画監督・イラストレーターとしてもマルチに活動し、多くのクリエイター・アーティストからリスペクトを受け、「漫画界のデヴィッド・リンチ」とフランスのメディアに評された鬼才・カネコアツシが解き放つ、熱狂と錯乱のルナティック・ロマンス、怒濤のフィナーレ。