就職浪人生・鬱野たけし。人と食事するのは好きじゃないし、たいして食に興味もない…。鬱々とした想いの中で日々、ひとりめしを食う。読むと食欲が失せるアンチグルメ漫画!
孤独な青年・鬱野たけし。定職も仲間も無いけれど、そこまで辛い悩みもない。生きるためとりあえず毎日食べる、ただただ冴えない一人メシ。
腹は減るから何かしら食べる。そしてたまには旅にもでる。とくに贅沢でも、悲惨でもない、いつも通りの一人メシ。鬱野たけし、20代から30代へ。精彩に欠けつつも、変わらぬ毎日……。
消費税引上げ、買い物袋有料化、新型ウイルス感染拡大…。取り巻く状況に変化は起こるも、新しい生活様式も次第に日常となっていく。現代日本を生きる30代の鬱野たけしの繰り返される毎日のひとり飯。
今の日本を生きる30代の鬱野たけし。フードデリバリーの仕事にも慣れ、進化するAIも活用しながら過ごす日々。“通常”独身男性の日常ひとり飯。
まずいものばっかり食べてるわけじゃないのに何ひとつ美味しくなさそう。 飯は美味しく楽しく食べたい人間が読んでも意外と共感できるから面白い。 居酒屋で注文まかされるのも、ドーナツ屋の後ろからの圧力も、コンビニのイートインで先客いるのも全部避けたい。そしてこういう場面は飯の味なんかしない。意外とわかる。 鬱野に共感できるのに美味しいもの幸せなものに固執するのは現実を見ないようにしてるだけなのかも……とすら思えてくる。鬱野のほうがありのままに飯食ってるのかもな。
就職浪人という鬱要素があるけど、そこは本質ではない。本当に鬱なのはうまそうなものを食べていても余計なことを考える主人公の感性そのものにある感じ。でもそれに共感してしまう。人生大変そうだけど、面白い考え方してんなって思ってしまうわ。
空前のグルメ漫画ブームですが、どれもうまそうなんですが、結局独身男性にとって美味しい店に行くのはめんどくさく、かといって自炊するのはもっとめんどくさいので共感できないものが多いのです。 しかし、この漫画は身近なものばかりでてきていいです。店で他人の目を気にして食べるより、家で唐辛子ドバドバかけて食うほうが好きな私はこの漫画にすごい共感してしまいます。読むとかなしくなりますが。。。
まずいものばっかり食べてるわけじゃないのに何ひとつ美味しくなさそう。 飯は美味しく楽しく食べたい人間が読んでも意外と共感できるから面白い。 居酒屋で注文まかされるのも、ドーナツ屋の後ろからの圧力も、コンビニのイートインで先客いるのも全部避けたい。そしてこういう場面は飯の味なんかしない。意外とわかる。 鬱野に共感できるのに美味しいもの幸せなものに固執するのは現実を見ないようにしてるだけなのかも……とすら思えてくる。鬱野のほうがありのままに飯食ってるのかもな。