あらすじ記憶喪失の男の正体を探っていく表題作と他2作品を収録した狩撫麻礼&たなか亜希夫の傑作集。愛人からエッチをせがまれたノーパン喫茶の店長は、地下街にたむろするホームレスの中から背広姿の背が高い男をアルバイトに雇い、2~3時間で戻るといって店から抜け出す。その後、店で働くノーパン嬢から名前を聞かれた背の高い男は、名前をどうしても思い出せないと語って……!?
あらすじも正しいのですが、全く内容の本質には触れていないです。 ア・ホーマンスとは、真の自己を実現する者の旅のことをさします。 記憶喪失の男が、自分の正体を知りたくもあり知りたくもない状態で始まり、生まれ変わるいいチャンスだということで最終的には「真の自己を実現する者の旅」出るところで終わる。 狩撫麻礼っぽい台詞が出まくるので好きだけどもう少し続いてほしかった部分もある。 いまだに気になっているのは、松田優作がこれを映画化しているんだがその際に、マンガの中のある一コマを指差し、「主人公のこの表情を映画にしたい」ということ始まったのだが、どのコマなのかが気になって仕方がない。