あらすじ
星間国家アルグランド帝国の辺境惑星を治める伯爵家に転生し、幼くして領主となったリアム・セラ・バンフィールド。持ち前の善良さ故に、妻や会社に裏切られた前世の反省から今世では“奪う側”として生きると決意する―― 「悪徳領主になって、悪の限りを尽くす!」 だが、受け継いだ領地は虐げるまでもない寂れっぷりで…… 止む無くリアムは自領の建て直しから着手することに。人工知能を重用! 宇宙艦隊を縮小! 不正貴族を一刀両断! 常識など無視して思うがまま傍若無人に振る舞うのだが、結果的に領民は豊かになり、好感度がうなぎ登りで……!? 悪徳領主を目指して頑張ってるはずがなぜか名君と崇められる勘違い領地経営譚、開幕!!
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わざわざ書くなよという気もするけどとりあえず自分が期待してたスター・ウォーズ的な宇宙を股にかけて…みたいな壮大な展開は1巻では無かった。表紙に描いてある巨大ロボで戦うシーンもない(操縦訓練みたいなのはあった)。 スペースオペラっぽさを期待するより、むしろ復讐モノのちょっとひねったパターンとして読んだら面白いのかなと思う。前世で煮え湯を飲まされた元妻サイドの方が落ちぶれていく実況が続いたり、これは見たことないパターンだった。元妻も新しい世界に転移してきて復讐する感じになるのかもしれない。絵はかわいいです。