あらすじ「倫虫を倒して英雄になる」。そう決心したものの、感情も能力もコントロールできない自分に思い悩む東海林。その頃、東京・渋谷で殺人事件が発生。犯人はおびただしい数の倫虫!だが殺戮の現場へ駆けつけたのは倫虫駆除のプロである若木舞、ただひとり。そこに東海林の姿はなかった……!
全3巻でちょっと余韻は残すものの、綺麗に完結している作品 自分は俗に言う「俺TUEEE」系の作品があまり好きではないので、この作品のように主人公であっても自分の持っているリソースを最大限利用し、無茶と思えることを+根性で乗りきする系のストーリーが好きです 作品中 敵・味方含めて「最強」は存在せずに、このキャラ死んでしまうのでは・・・「死んでほしくない!」とハラハラしながら読める作品です 一応、主人公は1巻表紙の東海林ですが、どちらかというと作品の中心人物という感じに描かれているイメージ、群像劇っぽさもあるかなぁとおもいます。 全3巻(2回目)でスピード感とスリルが楽しめる、ちょっとグロいですが良作だと思います。