あらすじ人を喰らう化け物【倫虫(りんむ)】に脅かされる社会。多くの死者を目の当たりにする中で、東海林俊平は臆病で傲慢だった自分に気付く。そして倫虫の本拠地へ向かい、人質となっている少女を救い出す決心をする。補助隊を使いこなす訓練所――通称“選手村”――に送り込まれた東海林の、新しい仲間との出会いと別れ、そして成長が描かれる最終巻。
全3巻でちょっと余韻は残すものの、綺麗に完結している作品 自分は俗に言う「俺TUEEE」系の作品があまり好きではないので、この作品のように主人公であっても自分の持っているリソースを最大限利用し、無茶と思えることを+根性で乗りきする系のストーリーが好きです 作品中 敵・味方含めて「最強」は存在せずに、このキャラ死んでしまうのでは・・・「死んでほしくない!」とハラハラしながら読める作品です 一応、主人公は1巻表紙の東海林ですが、どちらかというと作品の中心人物という感じに描かれているイメージ、群像劇っぽさもあるかなぁとおもいます。 全3巻(2回目)でスピード感とスリルが楽しめる、ちょっとグロいですが良作だと思います。