あらすじ友人の尊厳を守るために「少女像」を壊した茜。その「少女像」に救われた、と語る中学生の翠。ぶつかり合う、それぞれの正義。そして、忌まわしいと思っていた自分の身体を受けいれていく紫と、彼女の力となる青年・玄。一方、今井は我が子の盗撮被害にショックを受ける。夫への苛立ちが芽生える紅子は――。潜む欲望。脅かされる恐怖。性加害をめぐる問題と“芸術”を特別視する構造を浮き彫りにする問題作。
2巻までですがまだまだ序盤な感じ。 そして、大分重たくて後引いた話でした。 過去から解放されないってとてもしんどいだろうなと思う。 茜と紫、学生時代の旧友が再び出会って過去と向き合い現実を見つめた時、これから何が起こっていくのだろうか、物語がどう動いていくのだろうか。 今井先生の妻も、この後すごく絡んできそうな感じする。 正直これ書いてる時も、結構ずっしりした気持ちになったのだけど、、行く末気になってしまうのだよな。