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【モーニング月例賞2021年7月期】佳作受賞作品
【第5回トーチ漫画賞〈大賞〉受賞作】エアコン組立工場で働く川上綾は、小説家志望。 繰り返される単調な日々の中、月に一度、文芸サークルの集いを楽しみにしている。 しかしある事態をきっかけに、信じていた日常は崩壊する。 「”創作”なんかから卒業するきっかけを 本当はいつも探していたんだ」 逃れられない創作の呪縛、 この苦しみが誰かの喜びに変わる時まで――。
『スクールバック』の小野寺こころが描く衝撃作!! 高校1年生の夏、人生で初めて告白されたはるか。いじめから助けてくれたこともあり、そのまま流れで付き合うことになり…。
タイトルってそういう意味か!とわりと序盤で分かります。 ジャンルは本当に分からないんですが、身体の成長や変化を怖がる一人の人間と、誰とでもヤル大らかな子のSFヒューマンドラマでしょうか。 単純な男女逆転でもなく、女性の見た目で性の役割が身体の大きさで分化したような、我々とは違う人類の全く新しい生殖の概念を突きつけてくる話で頭クラクラしました! これをこっちの立場の人間が言うのか、というような男女あるあるもあったりしてまた混乱して面白いです! https://comic-days.com/episode/3269754496472136685 人はまず「男」として生まれてきて、思春期を経て集団の中で体が大きい1割が「女」になるという世界観。 体が大きい方が子供を産むのに適しているから、というもっともな理論。 この話で出てくる「雄性先熟」の人類ってクマノミの生態なんですね。 すごい思考実験感あって面白いし、この話を読んだときに自分がどこに違和感や気持ち悪さを感じたり、共感できるかが炙り出されてきて、凝り固まったジェンダーバイアスをほぐしてくれそうだなって思いました。 そういう社会に波紋を投じるようなジェンダーに対する意図がどの程度あるのかは分かりませんが、少なくともその混乱を楽しんでほしいという意図はあったようです。 https://twitter.com/mikuriyaminoru/status/1438314019442479106?s=20 いろいろと考えさせられて単純に面白かったのと、すごい、という感想になりました。