あらすじ真夜中営業のお惣菜屋さん「うしお亭」。社会で要求される「当たり前」のハードルの高さに振り回されている人たちに寄り添える店主・潮に対して、彼のさりげない優しさに支えられた一人だった波名は、潮が自分の過去を語ることがない事を気にかけつつも彼を信頼して共に働いていた。しかしある日、二人の前に一人の女性が現れて――。しんどい日々を毎日のご飯が繋ぐ、街のお惣菜屋さんを舞台におくる大人の応援オムニバスストーリー!
空腹を満たすって、心を満たすとイコールか。と自分の中で再確認。 温かい物語に、ジーンとしました。 作ったご飯を、いつもいつも悲しい言葉で罵倒されてた主人公の波名。それでも笑顔で頑張ってたんだな、きっと。 結局、元旦那が他に女性がいる事で離婚に至ったわけだけど。。そりゃ、この結果になってホッとするよね。 その後、ある惣菜屋さんで働く潮さんと出会って。。 恋愛じゃない所がまたこの物語の良さ。 人と人との出会いが美味しい食べ物が自分達の立ち止まってた人生に光を差してくれる。 とっても素敵な作品でした。