あらすじ“学校タブレットいじめ編”、感涙の結末へ…! 「いじめは…ありました――!」 紛糾する保護者説明会。隠蔽を図る学校側に、いじめ被害者の心の叫びは届くのか――!? そして、戦慄の新章開幕―― 「逃げ場は、どこにもない」 子ども達みなが持つスマホに内蔵されたGPSによって、加害者から常に居場所を把握されてしまう… 卑劣な新世代型いじめの犠牲者を、いじめ探偵・忌村は救えるか。さらに忌村は、“加害者のモンスター親”という新たなる強敵と対峙することに――! 現代社会を蝕む闇・いじめと闘う 本物のヒーローがここにいる!!
いじめ、幸いにも自分は多分いじめにあった事がない(もしくは気づいてない)けど、もしかしたら加害者だった過去があったかもしれない。 そんな事を考えさせられる作品。 いじめの内容っていうのが実際にあったものっぽくて超リアルだし、めっちゃ陰湿で正直ひいてしまう。 それを読者の代わりにズバッと解決(といってもいじめの発生前に戻れるわけではない!)してくれるのが、このいじめ探偵。 熱くてヤケドしそうなぐらいの怒りと情熱と、それらを被害者のいじめられっ子を守るために冷静にジワジワと用意周到にちょっとずつ表に出してくる。 読んでいて「おお!」と心の声が出る。 熱い熱い作品。まだ始まったばかりだし、長く続いてほしい。 これを読んで世間のいじめられてる子達が少しでも勇気を持って誰かに助けを求められたら(それだけじゃ解決しないだろうけど)いいなと。