あらすじ

金蔵と体を交換されてしまい、無名の老画家として暮らす万吉。そこに、黒紋の元妻・希美子が復讐に現れた。死んだはずの金蔵が生きていた、と勘違いした希美子は、万吉を殴り倒してしまう。だが、その場に居合わせた万吉の叔父・兆吉から事情を聞いた彼女は、今度は万吉の味方になると言い出し……!?
チェン爺 1巻

人間誰しも心の片隅に“悪魔”が潜む…。大々万吉の場合、携帯電話の“誘惑”によって、驚天動地の“大博打”に出て、人生は代わってしまった!!大々万吉は原宿の路上で似顔絵を描いて生計を立てる、画家志望の貧しい青年。生活は厳しいが、恋人の星子を心の支えに頑張っている。ある日のこと、仕事を終えて帰ろうとする万吉の携帯電話に、奇妙な老人からの連絡が入る。その場は気にも留めなかった万吉だが、夜になって見知らぬ若い女性の訪問を受ける。その女性は、万吉に電話した老人の妻、と名乗り…!?

チェン爺(2)

金蔵と体を交換されてしまい、無名の老画家として暮らす万吉。そこに、黒紋の元妻・希美子が復讐に現れた。死んだはずの金蔵が生きていた、と勘違いした希美子は、万吉を殴り倒してしまう。だが、その場に居合わせた万吉の叔父・兆吉から事情を聞いた彼女は、今度は万吉の味方になると言い出し……!?

チェン爺(3)

黒紋の腹心・冬木の好意により、病院の特別室で最先端の治療を受ける万吉。だが冬木は、交換条件として元・恋人の星子に、決別の手紙を書くように告げる。ベッドの上で怒りに震える万吉。その怒りが、彼の生命力に火を付ける!!