あらすじ

秋になった。花男は相変わらず、商店街の草野球チ-ム・フラワ-ズで活躍中だ。そして毎日、この街の小学校に転校した茂雄を迎えに行っている。だがそこに「人買い」と称する男が、花男の前に現れる。
花男 1巻

ク-ルで常識的、成績優秀な小学3年生の茂雄は母親とふたり暮らし。夏休みを迎え、さあ、これから塾だ、がんばるぞ!というその時、母の花織から、夏休みの間、父のもとに行って暮らすようにと言われたからびっくり。何といっても父は、プロ野球の選手になるといって家を飛びだし、30歳となった今もその夢を追い続けている「夢追い人」なのだった。

花男(2)

秋になった。花男は相変わらず、商店街の草野球チ-ム・フラワ-ズで活躍中だ。そして毎日、この街の小学校に転校した茂雄を迎えに行っている。だがそこに「人買い」と称する男が、花男の前に現れる。

花男(3)

クラスメイトに秘密のアジトへ案内された茂雄。大人ぶって冷めた態度をとるものの、話をしているうちに、ちょっとが力が入ってきた。とりあえず「街の平和を守るため」、探偵団が作った第1目標は、口の悪い駄菓子屋のババアだ。ババア成敗にでかけた茂雄は、そこで花男の昔話を聞かされる。