あらすじクラスメイトに秘密のアジトへ案内された茂雄。大人ぶって冷めた態度をとるものの、話をしているうちに、ちょっとが力が入ってきた。とりあえず「街の平和を守るため」、探偵団が作った第1目標は、口の悪い駄菓子屋のババアだ。ババア成敗にでかけた茂雄は、そこで花男の昔話を聞かされる。
小学3年生の茂雄は別居していた父親と一緒に暮らすことになった。父親の花男は30歳を過ぎてもプロ野球選手になることを目指していて、茂雄は自分の父親のことを変わり者だと思っていた。1、2巻は都会育ちでクールな茂雄が花男との暮らしによって子供らしさを取り戻していく話ですが、3巻からはクライマックスに向かって展開が変わっていきます。あれよあれよという間にそうなっていくので魔法にかけられた気分になります。あのカタルシスをぜひ味わってみて欲しいです。