あらすじク-ルで常識的、成績優秀な小学3年生の茂雄は母親とふたり暮らし。夏休みを迎え、さあ、これから塾だ、がんばるぞ!というその時、母の花織から、夏休みの間、父のもとに行って暮らすようにと言われたからびっくり。何といっても父は、プロ野球の選手になるといって家を飛びだし、30歳となった今もその夢を追い続けている「夢追い人」なのだった。
小学3年生の茂雄は別居していた父親と一緒に暮らすことになった。父親の花男は30歳を過ぎてもプロ野球選手になることを目指していて、茂雄は自分の父親のことを変わり者だと思っていた。1、2巻は都会育ちでクールな茂雄が花男との暮らしによって子供らしさを取り戻していく話ですが、3巻からはクライマックスに向かって展開が変わっていきます。あれよあれよという間にそうなっていくので魔法にかけられた気分になります。あのカタルシスをぜひ味わってみて欲しいです。