あらすじ浪士組結成。清河八郎(きよかわはちろう)、文に長じ、武に秀で、同志を想い、妻を愛した幕末の姦雄。その才ゆえに、倒幕の気運を、己の命運を、加速させる──。◎十馬(とうま)と斎藤一(さいとうはじめ)が京都へ向かう一方、市(いち)は勝海舟(かつかいしゅう)に会うために江戸へ向かい、過激な攘夷浪人・清河と再会。かつて市が斬りかけた男は、浪士組を結成し近藤勇(こんどういさみ)と京都を目指すという。