あらすじ

西条への恋心を自覚し、光る東雲。しかし「恋の光」に対して確信が持てなくなった西条は素直に喜べない。一方、東雲と北代が好意を寄せる西条に興味を持った宿木は…!?
恋は光(1)
「恋の光」が視えてしまう大学生・西条は、恋を探求する女の子・東雲に恋をした──。視えるからこそ切なくて苦しい。今までにないラブストーリーが始まる。
恋は光(2)
西条への恋心を自覚し、光る東雲。しかし「恋の光」に対して確信が持てなくなった西条は素直に喜べない。一方、東雲と北代が好意を寄せる西条に興味を持った宿木は…!?
恋は光(3)
「お試し」で付き合い始めた西条と宿木。しかし東雲への想いが消えない西条は、宿木に恋愛感情を持てないでいた。一方、東雲と北代を出し抜く目的で付き合っていた宿木は本気で西条のことを想い始めていて…!?
恋は光(4)
大学生の夏休み。親交を深める北代、東雲、宿木。「お試しの付き合い」を解消した西条は恋の喪に服すことに。別れを告げた後に西条への恋心に気付いた宿木は、「恋の光」の正体を調べていく。一方、一緒に海へ行った藤本からアプローチを受ける東雲。ゆっくりと、恋の変化の夏…。
恋は光(5)
大学生の夏休み終盤。藤本に告白された東雲は、まず恋の定義を確定させようと…。一方、「光」が見える女子高生・央は過保護な母に疲弊しつつも、意中の先輩と急接近。「光」が見える西条と央の共通点とは? 秋の入り口、9月。刻々と変化する恋模様!?
恋は光(6)
季節は変わり、秋。学祭の準備に勤しむ東雲、北代、宿木。一方、西条は「光」について東雲に告げる決心を。そして学祭では「光」が見える女子高生・央から思いもよらない一言が…。今のままではいられない!? それぞれの想いが交差する時──!!
恋は光(7)
学祭が終わり、構内が静けさを取り戻した頃。北代が西条に想いを伝えたと知り、焦る東雲は自分も告白を決意する。一方、西条は自分にとって「特別」な北代の想いにとまどい…。それぞれの恋心の行方は──!?
恋愛視角化現象

恋愛視角化現象

人は思春期に恋をすると額にツノが生える!? そんな世のお話。――高校生の芹沢雛は、恋をしてもツノが生えたことがない。だけど、彼氏と付き合い始めてそろそろ半年。誤魔化しが利かなくなってきて…!? ツノにまつわるさまざまな恋模様を描いた、全8話収録。
試し読み
ハナコ@ラバトリー 新装版

ハナコ@ラバトリー 新装版

トイレでのみ存在することができる幽霊の花子さん。様々なトイレに現れては、宮沢賢治好き女子高生、便所飯中の幼稚園児、幽霊カラスなどあらゆる存在と出会い――。トイレという閉ざされた空間で、人や人ならざる者のささやかだけど大切な一歩に寄り添う、珠玉のハートフルストーリー、上巻。施川ユウキ初小説! 新装版刊行にあたり小説版『ハナコ@ラバトリー』【前編】を書き下ろし収録!
煩悩寺

煩悩寺

彼と別れたばかりのOL小沢さん。ある日、飲んだ帰りに訪れた同じマンションの一室は、とんでもない部屋だった。住人の小山田くんはいたって普通の青年だったが、「煩悩の限りを尽くす」という兄から送られてくるモノで溢れるその部屋は、統一感なし、センスなし、意図も不明。しかし何が気に入ったのか、そんな部屋で癒される小沢さんはヒマがあるとその部屋『煩悩寺』に通う日々が始まるのでした。
東方儚月抄~Silent Sinner in Blue.

東方儚月抄~Silent Sinner in Blue.

月の都を我がものにしようと、月の民同士の争い、月面戦争が始まる。月に新しい勢力が生まれ、支配しようとしている。月の兎たちは、どちらについていいのかわからず、大あわて。境目に潜す妖怪、八雲紫や黒魔術師、霧雨魔理沙、楽園の巫女、博麗霊夢、そして月のイナバ、地球の因幡たちの美しき幻想の闘いが…。
秋★枝短編集

秋★枝短編集

東方の同人活動や公式コミックで注目を集め、オリジナル作品の連載でも人気を博す秋★枝、初の短編集!自身のサイトで発表してきた短編連作を大幅加筆修正し、描き下ろしの新作も加えました。その他、商業誌デビュー作や同人誌掲載作、さらにこのコミックス用の完全描き下ろし作品を収録した、ファン必携の一冊です。
ハナコ@ラバトリー

ハナコ@ラバトリー

トイレという空間でのみ存在することができる、幽霊の花子さん。日々、あらゆるトイレ(学校・公園・廃屋・電柱etc…)に現れては、厚い人情とスマホ片手に様々な者たちの悩みを解決していくのです──。原作:施川ユウキ(『サナギさん』『森のテグー』)×作画:秋★枝(『純真ミラクル100%』『煩悩寺』)という異色コラボで贈る、“新世代トイレの花子さん”が誕生!!
恋は光
改めて読んでも面白かった恋愛論理漫画
恋は光 秋★枝
吉川きっちょむ(芸人)
吉川きっちょむ(芸人)
改めて読み直してみたんですがやっぱり面白いなー、と思うのは「センセ」こと西条の理屈っぽさもだいぶ魅力ですが、四角関係の各人のキャラと思考がしっかり立っているのがいいんですよねー。 恋をしている人がキラキラ光って見えるというのはあくまで通常であれば比喩の一種ですが、理屈っぽい非モテ系男子大学生の西条は実際にその光が現象として見えてしまうという。 「恋を知りたい」という東雲さんに恋に落ち、小中高から大学まで一緒の北代さんに相談し、他人の彼氏を寝取って優越感に浸る宿木さんが迫りくる、この3人をヒロインに据え、交換日記で恋と光について論議しつつ恋が、青春が進行していくんですね。 最初に書いた非常に理屈っぽいといのは、全員がしっかりと論理的に各人が思い描く恋について掘り下げていき考察するんですが、ここまで恋という現象を言語化しているマンガはまあ見ません。 光についても家庭環境や育ちに起因しているのでは、というFBIの心理捜査さながらの分析をしていくのが、少年漫画などで能力を手に入れた者がトライ&エラーで能力の特性と限界を探っていく作業に近いんです。 なので、非モテがゆえの鈍感な主人公と潔くかっこいい女性たちとの単純な恋愛模様の面白さに論理的考察、能力分析のワクワク感あいまってとてもいいマンガです。 そして絵もかわいい。