「―――俺は、お前の全部が欲しい」 借金苦で両親が亡くなり、天涯孤独になった大学生・宮(みや)。そんな彼女を救ったのは、幼なじみで闇金社長の宇佐木だった。宮の二十歳の誕生日に、宇佐木が昔家族と過ごしたアパートを訪れることに。そこで宇佐木は、なぜ自分が金貸しの仕事を始めたのか話し始める。彼の過去を知っても好きな気持ちは変わらない宮。2人は永遠の愛を誓い合い、さらに深く結ばれて…。しかし、婚約を控え幸せな日々を過ごす2人の前に、行方不明だったはずの宇佐木の父が現れて!? 囚われの純愛ラブロマンス、感動の最終巻!