あらすじ

〈闇の国々〉――それは、我々の現実世界と紙一重の次元にある謎の都市群。787年、ゴーラム・モルティザ・カーンと名乗る男が宝石商を営むエルザ・オートリックの元を訪れた。男の身に着けていた装身具に興味を抱いたエルザは数日間だけその装身具を預かることになったが、時を同じくして、ブリュゼルの町に異変が起こり始める。ある家ではまったく同じ重さの石が突然次々と現れ、またある家では、砂粒が一定の割合で蓄積していく。事態の調査のため、当局は一人の女性を現地に派遣した。彼女の名はメリー・フォン・ラッテン。かつて「傾いた少女」としてその名を知られた人物だった……。(この作品は『闇の国々IV』に収録されています。重複購入にご注意ください)
闇の国々IV[分冊版] アルミリアへの道

〈闇の国々〉――それは、我々の現実世界と紙一重の次元にある謎の都市群。X年5月25日、飛行船ツェッペリン号が極地の都市アルミリアに向けてミロスを出発した。乗組員たちに混じって飛行船に乗り込んだ少年フェルディナンは、〈闇の国々〉全体に影響を及ぼしかねないアルミリアの異変から街を救うという密命を帯びていた。出発してまもなく、フェルディナンは、強制労働させられている工場から逃げ出し、飛行船に潜り込んだ幼い少女エラと出会う。エラとともに世界各地の名所をめぐり、最終寄港地のミロスに向かうフェルディナンの旅路は順調に見えたが……?(この作品は『闇の国々IV』に収録されています。重複購入にご注意ください)

闇の国々IV[分冊版] 永遠の現在の記憶

〈闇の国々〉――それは、我々の現実世界と紙一重の次元にある謎の都市群。無人の宮殿とコリント式の円柱に囲まれた廃墟の町タクサンドリア。謎の大異変の後、”永遠の現在”法により、過去や未来に関するあらゆる言及が禁止されたその町の”最後の子供”エメは、ある日、町の秘密が隠された本を見つける。その内容に衝撃を受けたエメは危険な冒険へと乗り出すが……。スクイテンがコンセプトデザインを手掛けた1994年公開の映画『タクサンドリア』(日本未公開)の当初のシナリオをもとに制作された作品。(この作品は『闇の国々IV』に収録されています。重複購入にご注意ください)

闇の国々IV[分冊版] 砂粒の理論

〈闇の国々〉――それは、我々の現実世界と紙一重の次元にある謎の都市群。787年、ゴーラム・モルティザ・カーンと名乗る男が宝石商を営むエルザ・オートリックの元を訪れた。男の身に着けていた装身具に興味を抱いたエルザは数日間だけその装身具を預かることになったが、時を同じくして、ブリュゼルの町に異変が起こり始める。ある家ではまったく同じ重さの石が突然次々と現れ、またある家では、砂粒が一定の割合で蓄積していく。事態の調査のため、当局は一人の女性を現地に派遣した。彼女の名はメリー・フォン・ラッテン。かつて「傾いた少女」としてその名を知られた人物だった……。(この作品は『闇の国々IV』に収録されています。重複購入にご注意ください)