あらすじ

貧困は他人事ではない。東洋経済オンラインで1億2000万PVを突破した人気連載、待望のコミカライズ! 奨学金という名の莫大な借金に苦しむ女子大生。壮絶なパワハラ・セクハラが横行する職場に耐える派遣OL、明日の食費にも事欠く高学歴シングルマザー…、この現実は決して他人事ではない――
東京貧困女子。 1巻
貧困は他人事ではない。東洋経済オンラインで1億2000万PVを突破した人気連載、待望のコミカライズ! 奨学金という名の莫大な借金に苦しむ女子大生。壮絶なパワハラ・セクハラが横行する職場に耐える派遣OL、明日の食費にも事欠く高学歴シングルマザー…、この現実は決して他人事ではない――
東京貧困女子。 2巻
親から子へ、貧困は連鎖していく。東洋経済オンライで1億2000万PVを突破した人気連載、待望のコミカライズ! 奨学金という名の莫大な借金に苦しむ女子大生。壮絶なパワハラ・セクハラが横行する職場に耐える派遣OL、明日の食費にも事欠く高学歴シングルマザー…、この現実は決して他人事ではない――
東京貧困女子。 3巻
若者に広がる、貧困という過酷な現実。東洋経済オンラインで1億2000万PVを突破した人気連載、待望のコミカライズ! どこまでも搾取してくる親に悩む風俗嬢。災害がきっかけで突然貧困に落ちた男子学生、誰にも頼らないために高級ソープ嬢になった女子大生…、この現実は決して他人事ではない――
東京貧困女子。 4巻
貧困が、心と体を蝕んでいく。東洋経済オンラインで1億2000万PVを突破した人気連載、待望のコミカライズ! 親の愛情を受けられず風俗に身を投じる女子大生、軋む家に病弱な母と2人で暮らすOL、学費や生活費のために夜の街で働く大学生の男女…、この現実は決して他人事ではない――
東京貧困女子。 5巻
堕ちていく。貧困という底なし沼へ―― 東洋経済オンラインで1億2000万PVを突破した人気連載、待望のコミカライズ! 学費や生活費のために夜の街で働く大学生の男女、年収2000万円から屋根裏部屋生活に転落した女性、35歳風俗嬢が見たコロナの現実…、この現実は決して他人事ではない――
東京貧困女子。 6巻
お金がない。夢も希望もない。東洋経済オンラインで1億2000万PVを突破した人気連載、待望のコミカライズ! コロナ禍で収入源を絶たれた風俗嬢、凄惨な過去から逃れられない元AV女優、貧しさからパパ活に走る医療従事者…、この現実は決して他人事ではない――
東京貧困女子。 7巻
貧困が、人生を大きく狂わせる。東洋経済オンラインで1億2000万PVを突破した人気連載、待望のコミカライズ! パパ活を「仕事」とする美容師見習い、道を踏み外した元銀座No.1ホステス、夢のために借金を背負う女子高校生…、この現実は決して他人事ではない――
東京貧困女子。 8巻
「身体を売れば、こんなに稼げるんだ…」 東洋経済オンラインで1億2000万PVを突破した人気連載、待望のコミカライズ!もはや豊かな国とは言えない、「貧困大国」と化した日本の現実がここにある。カネを求めAV女優になった女子大生を待っていた悲劇、ホストにハマり堕ちていく丸の内OL…、この貧困は決して他人事ではない――。
東京貧困女子。 9巻
「今はもう、まったく未来が見えません」 令和の日本を蝕む「女性の貧困問題」という絶望。目を背けたくなるような現実が、ここにある。ピアニストの夢を諦められない音大卒・40代女性、「立ちんぼ」で体を売り続ける18歳家出少女…、この貧困は決して他人事ではない――。東洋経済オンラインで1億2000万PVを突破した人気連載、待望のコミカライズ!
東京貧困女子。 10巻
お金がない。だから私は、身体を売る。堀江貴文氏、推薦! 「真面目なほどドツボにハマってしまう、そんな女子たちの悲しい、でも現実の物語」(堀江貴文氏) 令和の日本を蝕む「女性の貧困問題」という絶望。目を背けたくなるような現実が、ここにある。「立ちんぼ」で体を売り続ける18歳家出少女、貧しい家庭の運命に翻弄される少女、「出会いカフェ」に入り浸る少女…、この貧困は決して他人事ではない――。東洋経済オンラインで1億2000万PVを突破した人気連載、待望のコミカライズ!
私、貧困女子なんです。

私、貧困女子なんです。

“親ガチャ”“格差社会”、生まれ落ちた星で人生は決まってしまうのだろうか。ろくに仕事もせず家事も娘に押し付けるようなシングルマザーの元で、京田麻里は大学進学を目指していた。見事、志望の薬学部に合格した麻里だったが、国立大学とはいえ、一人暮らしの学生生活は困窮を極めた。奨学金とバイト代だけでは生活もまままならない。アパートのガスも止められ、高校生の時にバイトで貯めた貯金も底をついていた。短時間でお金になるバイト…。麻里はフーゾクで働く決心をするのだが、それは奈落の始まりだった。女性の貧困という社会問題をフィールドワークに取材・執筆を続けているノンフィクションライター中村淳彦の原作をコミック化! 気立ても良くてアタマもいいまじめな少女が、貧しさのなかで不幸になっていく。この世界はけっして美しくなんかない!!
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#MeToo~AV出演を強要された私~

#MeToo~AV出演を強要された私~

近年、社会問題にまで発展しつつあるAV出演強要問題。大人たちの巧みな誘い文句にだまされ、自分の意思に反して出演させられる少女たち。当事者へのインタビューをもとに、AVデビューへ追い込まれるまでの過程をリアルに描き出す。これまで口を開くことができなかったAV被害者が、ついに声を上げはじめる!
まんが 名前のない女たち 傑作選

まんが 名前のない女たち 傑作選

シリーズ累計35万部! 名もなき「企画AV女優」の真実を描き出す傑作ノンフィクションを完全漫画化! 「最底辺」AV女優たちのリアル ノンフィクションの名著を完全漫画化! ゴミ屋敷に生きる女、セックスしか信じられない女、チンポに取り憑かれた女、パパの借金をカラダで返す女、2度の中絶とギャンブルの借金を持つ女、カロリーメイトしか食べられない女、彼氏と別れた反動でAV女優になった女、旦那の風俗通いが許せず離婚を考える新妻……彼女たちはなぜ“企画”AV女優になったのか? 名もなき企画AV女優の「セックスとお金」を赤裸々に描くノンフィクション漫画巨編。 【目次】第1章 ゴミ屋敷に生きる女 第2章 セックスしか信じられない女 第3章 チンポに取り憑かれた女 第4章 パパの借金をカラダで返す女 第5章 2度の中絶とギャンブルの借金を持つ女 第6章 カロリーメイトしか食べられない女 第7章 彼氏と別れた反動でAV女優になった女 第8章 旦那の風俗通いが許せず離婚を考える新妻 番外編 女衒(ぜげん)介護士が暗躍する介護施設の抱える闇
まんが名前のない女たち 企画AV女優―凌辱と金

まんが名前のない女たち 企画AV女優―凌辱と金

累計25万部のベストセラーノンフィクションが原作!女優の名前ではなく企画名でパッケージ売りされる「企画AV」に出演する彼女たちの半生をまんが化した衝撃作。愛に飢え、体を売ることでしか存在意義を見出せない……。傷ついた心をハードなプレーでさらに傷つける、か弱くもろい彼女たちの心の叫び!
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続 まんが名前のない女たち―消費されるAV嬢―

続 まんが名前のない女たち―消費されるAV嬢―

電子書籍で20万DL以上の大ヒットを記録した「まんが名前のない女たち」の続編がついに登場! AV女優の悲惨な生い立ちや、業界のダークサイドをリアルに描き出す。リストカット、アルコール中毒、強迫神経症、イジメ、拒食症…そして、絶望の果てに自ら死を選ぶ少女。映像よりも過激なAV女優たちの素顔に迫るノンフィクション!
まんが名前のない女たち―貧困AV女優編―

まんが名前のない女たち―貧困AV女優編―

電子書籍で20万DL以上の大ヒットを記録した「まんが名前のない女たち」の最新作がついに登場! 超一流大学の大学院に進学しながらも、学費のためにAV女優としてデビューする女や、姉妹が作った借金を返済するためにソープに身を落とす少女など、貧困が招く悲惨な現実! 金のために体を売った女たちの末路とは…!? 映像よりも過激なAV女優たちの素顔に迫るノンフィクション!
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漫画ルポ 中年童貞

漫画ルポ 中年童貞

社会からも女性からも排除された、この「生き地獄」30歳を超えて性交未経験の「中年童貞」。彼らの姿をインタビューを通じてえぐる衝撃のルポが漫画になった! 『名前のない女たち』(宝島社・シリーズ累計30万部)『職業としてのAV女優』(幻冬舎新書・6万部)『日本の風俗嬢』(新潮新書・9万部) ――日本の性にまつわる取材を続けるノンフィクション作家・中村淳彦があぶり出した「中年童貞という生き地獄」を『絶望の犯島』(双葉社・櫻井稔文名義)の変態男&ヤクザ集団の緻密描写でカルトな人気を築いた桜壱バーゲンが可視化する!!
まんが名前のない女たち~最下層風俗嬢編~

まんが名前のない女たち~最下層風俗嬢編~

さまざまな事情から風俗店の門を叩くことになった女性たち。ある者は借金返済のため、またある者はひと肌を求めて……。綿密な取材から得られた風俗嬢たちのリアルな声を鮮烈に漫画化! 自分の体を売りながら生きていく女たちの心の叫びに迫る人気シリーズ最新作!
中学校狂師 ~カラス女は許さない~

中学校狂師 ~カラス女は許さない~

昭和30年。瀬戸内海に浮かぶ明城島で、高校生・大鳥サキは母ひとり子ひとりの生活を送っていた。サキは地味な容姿と性格のせいで、クラスメイトから「カラス女」と呼ばれ、いじめの対象になっていた。特に都会的な雰囲気を持つマリコは、クラスメイトの前ではサキをかばうふりをしつつ、徹底的にサキを見下していた。逃げるように島を出たサキだったが、不幸続きのサキをよそに、のうのうと暮らす女たちに再び会うため島に舞い戻る。そう……復讐を果たすために!!
LAND LOCK

LAND LOCK

【フルカラー版!】ある日、高校生の雪村猟は飛行機の墜落事故に巻き込まれる。墜落した場所は極寒の地。救助が来るかわからない状況に不安が募る――。しかし、問題はそれだけでは無かった。事故に巻き込まれた乗客たちには、ある共通の秘密が…!? オールカラーで届ける衝撃のサバイバルサスペンス第1巻――!!
魔喰のリース

魔喰のリース

“魔法”をきっかけとして起こる事件は、犯人逮捕が非常に困難で難事件として扱われていた。そんな中、とある事件を追う王宮捜査官・アンネは魔力を喰うことが出来る青年・リースと出会い、様々な怪事件に挑んでいく――!! 『魔法』と『謎解き』、異色のクライムファンタジー開幕!!
東京貧困女子。
設定にやや違和感ありますが、こういう人もいるというのを知るきっかけにはなる
東京貧困女子。 中村淳彦 小田原愛
六文銭
六文銭
センセーショナルなタイトルで思わず読んでしまいました。 コロナ禍や今の世情とマッチしているかもです。 ただ、どうも登場人物の設定が嘘くさく感じました。 国立医学部にいくようなご息女は私立の中高で豊かな教育を受けている人が大半だし、しかも実家から通っているのに貧乏ってのに違和感ありました。 なにより、医学部だったらどうとでもなるだろうって。 というのも、ウチの兄が、社会人になってから医学部に入り直した人間で、わがままでやっていることだからと親も一切の援助をしませんでした。 それでも、遠く九州の地で学費+生活費(学業に専念するためという理由で借りられるらしい)で1000万近くの奨学金を借りて通った経緯があり、弟として、 アニキ、そこまで医者になりたいんだ・・・ と、感動した覚えがあります。 そんな兄も卒業して、5年経ちました。 奨学金全額返済して、今では元気いっぱいにレクサスを乗りまわしてます。 医者ってすごいなぁと思いました。 そんな感じで、医学部ならどうとでもなるし、貧困は無理があるなぁと感じました。 要は、 学業が大変な学生=医学部  →効率の良いバイトをしないといけない  →風俗しかない という流れかと。 これが暇そうな学部の大学生なら「スキマでバイトしろ」と言われて終わりそうですもんね。 極端だとは思いますが、伝えるための脚色ととらえて読むと面白いかもです。 実際、学生時代、急な家庭環境の変化で清貧にあえいでいる人も周囲にいたので。 これからの日本を背負うような学生が、学びたいのに学べない状況は是正すべきだと思いますし、そのためのライフラインはあらゆる面で整備すべきだと思います。 (もっとも借りても返さない輩もいるので、一定の判断が必要ですが) 同じように「貧困男子」も取り上げてほしいですね。
東京貧困女子。
月に3万円足りなくて苦しみながら買われる女子医大生
東京貧困女子。 中村淳彦 小田原愛
兎来栄寿
兎来栄寿
『漫画ルポ 中年童貞』などでもお馴染みの中村淳彦さんが、東洋経済オンラインで「貧困に喘ぐ女性の現実」と題した2016年からのシリーズ連載で1.2億PVを突破した記事を書籍化した『東京貧困女子。―彼女たちはなぜ躓いたのか』をコミカライズした作品です。 その後、筆者の中村淳彦氏は『新型コロナと貧困女子』という本も上梓していますが、このコミカライズに当たってはコロナ禍も非常に意識されていてコロナ以前・以後が明確に描かれています。 連載時のように数話につき一人の人物にフィーチャーして語るという内容ですが、様々な現代の地獄絵図が描かれます。 一番最初の「広田優花」から、国立大学の医学部に進学しながらも親から金銭的援助が受けられないという状況で奨学金制度という名の多額の借金を背負い、普通のバイトでは稼ぎも時間も足りないのでそちらの道へ進み、客である中高年男性から「楽して稼ごうなんて良くない」と説教されるという吐き気を催すような構図が描かれます。買われる女性と買う男性は、視点を引いてみれば格差社会における強者と弱者という構図で、弱者はもっと強者に怒って良いはずなのになぜか強者が訳知り顔で弱者を糾弾し、あまつさえ自己責任だなどという歪んだ構造は是正されていかねばなりません。 別に、ブランド物を買い漁って贅沢したい訳でも何でもなく、成人もしていない女の子が、普通に大学に通い普通に勉強して普通に部活をしたいという極当たり前の欲求を叶えるために、望まぬ道に身を堕とす様は読んでいて酷く居た堪れない気持ちになります。小田原愛さんの描く女性がとてもかわいらしく、その一方で気持ち悪いおじさんも十全に描いていることもあって臨場感たっぷりです。自分の意思としては絶対にやりたくない行為を、お金のためにやらされる苦しみ、そしてやってしまった後の強い後悔と不快感が痛いほど伝わってきます。 とりわけ日本では奨学金制度は度々問題として取り沙汰されますが、高等教育を受けるために裕福な家庭に生まれなかった人は身も心も磨り減らさねばならない状況というのは絶対に間違っています。世界でも圧倒的な少子高齢社会なので全体的に見て衰退していくのは避けられないとしても、そうであるからこそ尚更教育には国の予算を割いて然るべきだと思います。 おそらく、こういう状況を想像もできない政治家や上の世代の人も多いことでしょう。お金に困ったことがない人、大学で全然勉強せず大学は遊ぶところだと思っている人……そういった人たちにこそ、この本を読んで現実を知って欲しいです。