掲載誌情報flowers小学館2024/11/28ミステリと言う勿れ/数字であそぼ。/詩歌川百景/狼の娘/アドレスどちら/僕のジョバンニ/マロニエ王国の七人の騎士/水槽夜曲/神無月紫子の優雅な暇潰し/新井理恵劇場 猫山さん/雨、こんこんと、綿帽子【単話】/執事は恋を名乗らない/緋のつがい/終の花嫁/あらあらかしこ/ポーの一族 青のパンドラ/煌燿国後宮譚/狛犬撫でたら/そして女神は微笑む/きみに奏でる僕の音/黒薔薇アリスD.C.al fine/獣医者正宗捕物帳/ポーの一族 ~春の夢~/
作品情報著者谷和野arrow_forward_ios巻数3巻arrow_forward_iosカテゴリ少女マンガarrow_forward_ios出版社小学館arrow_forward_iosレーベルflowersarrow_forward_ios掲載誌flowersarrow_forward_ios年代2020年代arrow_forward_ios刊行期間2022/01/07~2023/12/08ジャンルSF・ファンタジー登場人物登場人物・キャラクター(2)
『アドレスどちら』、『魔法自家発電』、『いちばんいいスカート』などでお馴染みの、谷和野さんが手掛ける読切シリーズが単行本になりました。 収録作品は 「風の開け閉め」 「花ゲリラ」 「藍の上青の下」 「星拾い」 の4本。 どこか懐かしくほっとするような美しい絵柄で紡がれる、心の繊細な機微を丁寧に掬い取った作品たち。西洋系でファンタジックなお話が中心かと思えば、現代日本が舞台で野球部の少年を描く作品も登場して緩急が生まれています。 個人的には、「星拾い」における主軸の二人の心の変化に自分の過去の体験を重ねて古傷の痛みを思い出すようでした。 総じて心の窓の扉が開かれ、清新な風を受けたような読後感です。 端的に言って、私は谷和野さんが描く世界が大好きです。シリーズはまだ続くようなので、今後も楽しみにしていきたいと思います。