あらすじ悪の組織アガスティアの怪人開発部に所属する研究助手の黒井津燈香(くろいつ とうか)。彼女たちは日々、予算や納期、上司や突然の仕様変更に振り回されながらも、正義のヒーローを倒すべく怪人の開発に前向きに取り組んでいる。メギストス様が魔法少女を面接したり、首領の思いつきで突然海水浴――ではなく海に「水中適応試験」をやりにいったり……。すべての働く人たちに捧げる物語、アニメ化企画も進行中の第3巻!
正義のヒーローと戦う悪の組織・アガスティアで、ヒーローと戦う怪人を創り出す“怪人開発部”に所属する黒井津さん。 彼女は戦闘要員ではありませんが、毎日“あるもの”と戦っていました それは ・仕事はできるがどこか緩い上司からの無茶振り ・限られた予算や納期、 ・幹部たちを前に新たな怪人をプレゼンする企画会議 などといった仕事をする上での困難の数々。 この作品は、悪の組織を“会社組織”に見立て、“怪人開発部”で巻き起こる様々なトラブルに東奔西走する黒井津さんを描くコメディ作品です。 “怪人を開発する”という現実には存在しない仕事のハズなのに、黒井津さんに降りかかるトラブルがどんどんリアルに見えてきて、お仕事ものとして読めてしまう、そんな作品です。 それでいて、悪の組織特有のネタも上手く組み込まれていて、リアルとファンタジーの融合した、広い層の方々が楽しめるようなコメディ作品に仕上がっています。 1巻まで読了