あらすじ

はっきりわかった 千耀(ちあき)くんが好きなんだ―― 千耀に遠恋中の彼女がいると知って、気持ちを封じ込めようとした未仁(みに)。だけど、千耀と一緒に過ごしている時の特別なドキドキは消えていくどころか、一緒に過ごす時間を重ねるたびにどんどん 感情を揺さぶられるようになっていく。大好きな幼なじみの友達それだけだったらきっと こんな風には…自覚してしまった恋心はどこまでも膨らんでいき――。
恋のようなものじゃなく 1巻

この気持ちが何なのか知りたいと思う 小山内未仁(おさないみに)、14歳。付き合っていた彼氏と昨日お別れしてしまった。ドキドキして好きだと思っていたのに…違ったの? 傷心で行った高校の文化祭で絡まれていたところを見知らぬ男の子が助けてくれた。そして、春。高校に入学した未仁は、あの男の子にもう一度会いたいと思い…。「恋」がわからなくなった未仁の運命が今、動き出す――!

恋のようなものじゃなく 2巻

恋をしたらだめなんだ 千耀(ちあき)と話していると今まで知らなかった気持ちが溢れてくるのを感じる未仁(みに)。ところが…千耀には遠恋中の彼女がいることが判明! 未仁は、「恋」をしていたわけじゃなくて「恋」をしたいから相手に千耀を当てはめて見ていただけと気持ちを手放そうとするけれど――。

恋のようなものじゃなく 3巻

はっきりわかった 千耀(ちあき)くんが好きなんだ―― 千耀に遠恋中の彼女がいると知って、気持ちを封じ込めようとした未仁(みに)。だけど、千耀と一緒に過ごしている時の特別なドキドキは消えていくどころか、一緒に過ごす時間を重ねるたびにどんどん 感情を揺さぶられるようになっていく。大好きな幼なじみの友達それだけだったらきっと こんな風には…自覚してしまった恋心はどこまでも膨らんでいき――。

恋のようなものじゃなく 4巻

このままずっと忘れられなかったら私どうするんだろう―― 文化祭でぐっと距離が縮まり、幼なじみ・千耀(ちあき)への未仁(みに)の想いは最高潮。ところが文化祭に千耀の彼女・遠藤が現れ…「好きな人に彼女がいること わかってるつもりで 全然 わかってなかった――」 傷を抱えたまま2年生になり、皆は同じクラスに。そこに現れたのは…謎のチャラ男子・流絃(るいと)! 「千耀くんを忘れるまで 俺の彼女ね」 強引すぎる流絃の言動に、振り回される未仁。それを見て千耀の気持ちにも変化が…!? 運命加速する第4巻。

恋のようなものじゃなく 5巻

手遅れとか言われても俺は、あきらめる気はないから。 千耀(ちあき)への気持ちを忘れるまで限定で、流絃(るいと)の彼女(…のひとり)になった未仁(みに)。“絶対に合わなさそう”だからこその関係だったけど、いつも明るくて、たまに抜けている流絃に釣られて、不思議と、心の明るさを取り戻していく。一方、千耀に言葉をかけたのは、未仁の親友・七緒。「立場がない!? ないならさっさと作ればいいじゃん!」 そしてふいに訪れた、千耀と未仁、ふたりきりの時間――…「好きなんだ 未仁ちゃんのことが」 未仁を抱きしめながら、切り出した千耀。終わったはずの恋が、速度を上げて動き出す…!

恋のようなものじゃなく 6巻

私 告白する 千耀(ちあき)くんに告白する―― 何度もなんども、閉じ込めようとした千耀への気持ち…遠回りを繰り返してたどり着いた答えは人を傷つけたり、嫉妬したり自分を嫌いになりそうな瞬間も含めて千耀への想いなんだ。というもの。恋をあらためて自覚した未仁(みに)は、今度こそ、千耀への告白を決意! 親友・七緒(なな)ちゃんの手伝い(?)もあり、千耀とナイトプールへ出かけることに。ふたつの片想い、繋がる時は目前――だけど!?

恋のようなものじゃなく 7巻

俺の彼女になってください 千耀(ちあき)への告白を決意した未仁(みに)。ナイトプールに誘った千耀に想いを伝え、かけがえのない気持ちを確かめあう。そして焦れったい時間が長かった分、一気に距離を縮めていくふたり 両想いのときめきいっぱいの第7巻。

恋のようなものじゃなく 8巻

この先もずっと隣を歩いていきたい 修学旅行で北海道へ向かう未仁(みに)たち。千耀(ちあき)くんとのお付き合いは順調だけど、気になるのは親友の七緒(なな)ちゃんと一途に恋する牛尾くんのゆくえ。交わす愛のことばの先に、『恋のようなもの』は、本当の恋になるのか――幸せあふれてはじけだす完結巻。