あらすじ

祖父である“不滅の悪鬼”の遺志を継ぎ2年。新たにレオンを仲間に迎えたノエルはクラン“嵐翼の蛇”を創設し、躍進を続けていた。凶悪な悪魔“幽狼犬”とも激戦の末に勝利を収めて、順調に実績を積みつつあったが、それでもノエルの目指す探索者の頂点“七星”の壁はあまりにも高く―― 僅か半年で至るのは無謀な挑戦であった。しかし、ノエルは傀儡師ヒューゴの冤罪事件を利用し、野望実現のため更なる計画を実行。帝国最強の探索者ジークにある「取引」を持ち掛ける――。“話術士”の少年が、強者を操り最強へと君臨するバトルファンタジー、挑戦の第九幕。
最凶の支援職【話術士】である俺は世界最強クランを従える(1)(ガルドコミックス)

英雄だった亡き祖父との誓いを果たすべく“最強の探索者<シーカー>”を志す少年ノエル。しかし彼に発現したジョブは【話術士】――戦闘能力は最弱の支援職だった。「俺一人では最強を掴めない」そう悟ったノエルは、不屈の精神と知略を以て“強者”を従え操ることに活路を見出す。周りに集った探索者<シーカー>を容赦なく手駒にする彼の冷酷なやり方は、見知らぬ者からすれば“悪”そのもの。だが、ノエルは躊躇うことはなかった。ただ己の野望のために。“話術士”の少年が、強者を操り最強へと君臨するバトルファンタジー第一幕。

最凶の支援職【話術士】である俺は世界最強クランを従える(2)(ガルドコミックス)

偉大な祖父の遺志を継ぎ“最強の探索者”を目指す少年ノエルは、支援職【話術士】の能力を駆使し“蒼の天外”の司令塔となる。だが、パーティ資金を仲間が横領していたことが発覚。逃亡を図る裏切り者に対しノエルが実行した計画は冷酷なものであった……。その後、ノエルは新たな仲間を捜すため人材募集を開始。中々めぼしい候補を見つけられずにいたが、謎の少女アルマが彼の前に姿を現す。最強の暗殺者を祖父に持つ少女の目的とは!? “話術士”の少年が、強者を操り最強へと君臨するバトルファンタジー、波乱の第二幕。

最凶の支援職【話術士】である俺は世界最強クランを従える(3)(ガルドコミックス)

裏切り者と袂を分かったノエルは伝説の暗殺者の孫であるアルマを仲間に加え探索者稼業を再開。最初の依頼は「盗賊団の殲滅」であった。ミンツ村の村長からの依頼に対しノエルの話術スキルで支援を受けたアルマが圧倒的な力で遂行。だが、早々に任務を達成した二人を村で待ち受けていたのは、依頼者の村長の卑劣な罠で……。そして、更なるパーティの強化急ぐノエルは優秀な人材の情報を求めて貧困街へと赴き、コウガと名乗る薄汚れた浮浪者との出会いを果たす。“話術士”の少年が、強者を操り最強へと君臨するバトルファンタジー、邂逅の第三幕。

最凶の支援職【話術士】である俺は世界最強クランを従える(4)(ガルドコミックス)

極東の剣士コウガと出会ったノエルは、彼の気高き強さに惹かれていた。一方のコウガも、ノエルの生き様に触れ、暴力団組織の奴隷の身でありながら、徐々に傾倒しつつあった。だが、ノエルを目の敵にする暴力団組長アルバートの策略により二人は“敵”として対峙。死闘を繰り広げる二人のもとにアルマも駆けつけ、混沌と化す戦闘は決着はつかずに終結する――。やがてアルバートの過去に隠された陰謀を暴いたノエルは、再びコウガとの決闘に臨むのだった。そして、その場に現れた“あの男”の思惑とは…? “話術士”の少年が、強者を操り最強へと君臨するバトルファンタジー、激闘の第四幕。

最凶の支援職【話術士】である俺は世界最強クランを従える(5)(ガルドコミックス)

フィノッキオが見届け人を務めるノエルと暴力団による決闘が遂に始まる。戦闘能力に欠けるアルバートは代理決闘者にコウガを選出。ノエルとコウガは再び死闘へと身を委ねていく。三回にわたる激闘を乗り越え遂に認め合った二人。最弱職ながら覇道を往かんとするノエルの生き様を目の当たりにしたコウガが下す決断は――。続いて、ノエルはクラン設立に向け行動を開始。悪魔掃討任務も再開し、“最強”へと至る歩みを更に加速させようとするが…? “話術士”の少年が、強者を操り最強へと君臨するバトルファンタジー、決着の第五幕。

最凶の支援職【話術士】である俺は世界最強クランを従える(6)(ガルドコミックス)

コウガを仲間に加えたノエルは、クラン創設のため探索者協会を訪れる。しかし、面接官ハロルドが下したのは“却下”の判断であった。世界を滅ぼす大魔王“冥獄十王”の降臨を恐れる協会が求めたのは、真に優秀なクランのみ。ノエルは協会を認めさせるため、次なる計画を実行する。それは、Bランクで最強の“天翼騎士団”と勝負し“蒼の天外”の強さを証明すること。ノエルは天翼騎士団より先に凶悪な悪魔“魔眼の狒狒王”を討伐するべく悪計を張り巡らせていき――。“話術士”の少年が、強者を操り最強へと君臨するバトルファンタジー、策謀の第六幕。

最凶の支援職【話術士】である俺は世界最強クランを従える(7)(ガルドコミックス)

クラン創設を賭けて、悪魔の討伐を競う試験が始まる。勝者にクラン創設の権利が与えられ、敗者はパーティ解散という条件にも拘わらず、“蒼の天外”は戦う素振りすら見せず…。一方、“天翼騎士団”は討伐対象の“魔眼の狒狒王”と会敵。苛烈な攻防を繰り広げるも、敵の「心を読む」能力に徐々に劣勢に追い込まれてしまう。悪化する戦況に焦った天翼騎士団に、遂にノエルが仕掛けていた悪計が発動。そして、時が満ちるのを待っていた蒼の天外が戦場に乱入し――。“話術士”の少年が、強者を操り最強へと君臨するバトルファンタジー、激動の第七幕。

最凶の支援職【話術士】である俺は世界最強クランを従える(8)(ガルドコミックス)

ハロルドの立ち合いの下、クラン創設を賭けた試験で“蒼の天外”は合格条件である悪魔の討伐に成功。念願のクラン創設の権利を掴む。一方、レオン率いる“天翼騎士団”はノエルの策略によってその歪みを露呈。試験の条件に従うまでもなくパーティ解散を余儀なくされていた。強者を貪欲に求めるノエルは、自分の手で絶望に突き落としたレオンを仲間へと勧誘する。覚悟と信念を説く姿に惹かれ、共に歩む決意をしたレオンに対し、かつての盟友カイムが紡ぐ言葉とは――。“話術士”の少年が、強者を操り最強へと君臨するバトルファンタジー、決断の第八幕。

最凶の支援職【話術士】である俺は世界最強クランを従える(9)(ガルドコミックス)

祖父である“不滅の悪鬼”の遺志を継ぎ2年。新たにレオンを仲間に迎えたノエルはクラン“嵐翼の蛇”を創設し、躍進を続けていた。凶悪な悪魔“幽狼犬”とも激戦の末に勝利を収めて、順調に実績を積みつつあったが、それでもノエルの目指す探索者の頂点“七星”の壁はあまりにも高く―― 僅か半年で至るのは無謀な挑戦であった。しかし、ノエルは傀儡師ヒューゴの冤罪事件を利用し、野望実現のため更なる計画を実行。帝国最強の探索者ジークにある「取引」を持ち掛ける――。“話術士”の少年が、強者を操り最強へと君臨するバトルファンタジー、挑戦の第九幕。