あらすじ

YAGP NYC(ユース・アメリカ・グランプリ・ニューヨーク・シティ)ファイナル表彰式。ジュニア部門女子の結果と、スカラシップ授与の発表を前に、ファイナリストの奏と翔子、ミリアムの心には様々な思いが去来する。このステップを超えて、さらに広い世界へと羽ばたいてゆけ、輝ける未来のバレエダンサー達よ!! 少女達の友情と、たゆまず努力する姿が熱い!! 次世代青春本格バレエ・ロマン!!
絢爛たるグランドセーヌ 1巻

優れた観察眼と実行力を備えた少女・奏。絢爛たるバレエの世界に魅了された少女は、踊ることの楽しさに目覚め、やがては世界のグランドセーヌ<大舞台>へと駆けあがっていく。実力派の大人気作家が描く本格クラシックバレエロマン!!

絢爛たるグランドセーヌ 2巻

ソロ初舞台の感激にひたる奏のもとに、見知らぬ少女が訪ねてきた。挑発的な言動を繰り返すその少女は、ジュニア部門のバレエ・コンクール上位常連の栗栖さくらであった。夢に向かう少女達の友情と戦いを描く本格クラシックバレエ・ロマン!!

絢爛たるグランドセーヌ 3巻

全国バレエ・コンクール予選にて、「コッペリア」第一幕、スワニルダのヴァリエーションを踊った有谷奏。役の性格を捉えきれずに、満足な踊りができなかった彼女は落ち込むのだが…。

絢爛たるグランドセーヌ 4巻

全国バレエ・コンクールから1年が経ち、奏も小学6年生になった。海外のコンクールで活躍し、バレエ留学を手に入れたさくら。一方、中学生になった翔子は将来のバレエ留学に備えて、英会話レッスンを始めた。周囲の友達の変化に戸惑う奏は内心の焦りを紛らわすためにバレエの練習に打ち込むのだが…。

絢爛たるグランドセーヌ 5巻

足を捻挫してしまった奏は、幼馴染みの梨沙にバレエの歴史を学ぶ。一方、「眠り」の公演に出演する翔子と絵馬。舞台を前に緊張する絵馬の手を翔子は、そっと握って励ます。

絢爛たるグランドセーヌ 6巻

バレエの発表会で『シルビア』のピチカートを翔子とともに無事に踊り終えた奏は、憧れの元英国ロイヤル・バレエ団プリンシパル、アビゲイル・ニコルズ先生から、バレエ留学を勧められるのだが…。

絢爛たるグランドセーヌ 7巻

バレエ留学を志望する奏。今度のYAGPコンクールに勝ち残るために、回転や跳躍、派手なパで観客の心をつかもうと考えるのだが…。

絢爛たるグランドセーヌ 8巻

ユース・アメリカ・グランプリ日本予選がついに始まった。プロのバレエダンサーを目指し、全国から関西に集結した少年少女達。奏や翔子、絵麻、ミリアムも参加。この5日間でダンサーとしてのチャンスを誰が掴みとるのか!?

絢爛たるグランドセーヌ 9巻

YAGP(ユース・アメリカ・グランプリ)日本予選の決選で踊る奏、翔子、絵麻。日々の厳しいバレエレッスンの成果を彼女達は発揮できるのか…!?

絢爛たるグランドセーヌ 10巻

仏・マルセイユにバレエ留学のために降り立った奏は、ベネズエラからきた褐色の肌の少女、アンドレア・メンドーサに出会う。しかし、彼女は空港のTVニュースを見て泣いていた…。踊りと友情と努力を描く少女達の拍手喝采物語。

絢爛たるグランドセーヌ 11巻

仏・マルセイユ国立舞踊学校の短期留学も、そろそろ終わりが近づいてきた。奏はマルセイユ国立バレエ団公演のコール・ドゥの代役となった友人のアンドレアの踊りを留学最後に観ることを望むが…。

絢爛たるグランドセーヌ 12巻

YAGP本選に出場するため、世界中からトップレベルのダンサーがニューヨークに集結。奏や翔子、絵麻の他、暁人や真帆、クロエも参加。希望するスカラシップを獲得するために、彼らは、みんな静かに燃えていた。そんな中、奏は中国の見知らぬ少女と出会うのだが…。

絢爛たるグランドセーヌ 13巻

YAGPニューヨーク決選進出者発表後、奏達はマンハッタンへと移動する。決選に進出できなかった者も、リハーサルやスカラシップ・オーディションに参加するが、ファイナリストでなければ、ソロでのガラ公演には出演できない。奏や翔子、絵麻、ミリアムらは結果を前に何を思うのか…。

絢爛たるグランドセーヌ 14巻

YAGP NYC(ユース・アメリカ・グランプリ・ニューヨーク・シティ)ファイナル表彰式。ジュニア部門女子の結果と、スカラシップ授与の発表を前に、ファイナリストの奏と翔子、ミリアムの心には様々な思いが去来する。このステップを超えて、さらに広い世界へと羽ばたいてゆけ、輝ける未来のバレエダンサー達よ!! 少女達の友情と、たゆまず努力する姿が熱い!! 次世代青春本格バレエ・ロマン!!

絢爛たるグランドセーヌ 15巻

「第四回ミッドサマー・バレエ・ガラ」にて、奏と暁人は、『パリの炎』をパ・ドゥ・ドゥで踊る。この公演のあと、奏は一年間のバレエ留学のため、英国ロイヤル・バレエ・スクールへと赴くのだが…。

絢爛たるグランドセーヌ 16巻

英国ロイヤル・バレエ・スクールのロウアー・スクール10年生に、一年間の編入留学をした奏。学生寮のルームメイトは、奏と同じ編入生のエヴリン、進級組のキーラとレベッカ。入寮早々、エヴリンとレベッカの喧嘩に出くわした奏は両者の関係修復を試みるが…。

絢爛たるグランドセーヌ 17巻

ロイヤル・オペラ・ハウスで毎年開催される英国ロイヤル・バレエ団の年末公演に、奏を始め、ロイヤル・バレエ・スクール学生寮のルームメイト達は『くるみ割り人形』の端役として選ばれる。一方、ルームメイトのキーラは振付コンクールにエントリーすることに…。

絢爛たるグランドセーヌ 18巻

ロイヤル・オペラ・ハウスを訪れた奏達、ロイヤル・バレエ・スクール生徒一行は、ロイヤル・バレエ団の年末公演『くるみ割り人形』のリハと、学内振付コンクールの準備、その二つの同時進行で忙しい。一方、シュトゥットガルトにバレエ留学中の栗栖さくらは、学内公演で『シンデレラ・ストーリー』の主役を踊るというのだが…。

絢爛たるグランドセーヌ 19巻

毎年恒例のロイヤル・バレエ団クリスマス公演『くるみ割り人形』のかたわら、いよいよ学内振付コンクールの決選が始まる。ロイヤル・バレエ・スクールのルームメイト、キーラの振付作品『ENCOUNTER』を、奏とエヴリンは踊るが…。

絢爛たるグランドセーヌ 20巻

一週間のハーフタームの休みも終わり、オープンクラス短期講習生の李紫萱も帰国する。村田咲希のステイ先からホワイト・ロッジへと戻った奏は、早速、毎年七月に開催されるサマー・パフォーマンスに、目標を定めて、レッスンに励むのだが…。

絢爛たるグランドセーヌ 21巻

サマー・パフォーマンスにて、アビゲイル・ニコルズ振付の『パエトーン』第二幕一場面「地上にもたらされる大災厄」抜粋シーンを踊ることになったロイヤル・バレエ・スクールの生徒達。奏は地母神ケレス役、他の生徒は大地の精役に抜擢される。尊敬するアビーの自身に対する期待と配慮を察した彼女は、今回が来年度の奨学金を得る好機だと考え、レッスンに励むが…。

絢爛たるグランドセーヌ 22巻

サマー・パフォーマンス、始まる!! 奏ら、ロイヤル・バレエ・スクールの生徒達は、サマー・パフォーマンスにて、アイリッシュ・ダンスに『パエトーン』、『ENCOUNTER』、『ラ・フィーユ・マル・ガルデ』、そして締めくくりにデフィレと、5作品の演目を踊ることに。しかし、初日は生憎の雨だった…。

絢爛たるグランドセーヌ 23巻

英国ロイヤル・バレエ・スクールのロウアー・スクール10年生に一年間の編入留学をしている有谷 奏。足の不調により、サマー・パフォーマンスで地母神ケレス役を降ろされ、ロイヤル・バレエ団本公演『パエトーン』の出演にも選ばれなかった奏は、アビゲイル・ニコルズ先生の評価を得られなかったと考える。さらに、彼女は家庭の経済的な事情で11年生に進級できないかもしれないと思い悩むが…。バレエ界も大絶賛の次世代青春バレエ・ロマン第23巻!!

絢爛たるグランドセーヌ 24巻

お互いを意識し、恋心を抱くようになったレベッカとマット。しかし、ロイヤル・バレエ・スクールでは恋愛は禁止、そして一番の目標はプロのバレエダンサーを目指すことなのに、それに集中できなくなるのではと思い悩むレベッカ。そんな中、キーラの振り付けでレベッカとマットはパ・ドゥ・ドゥをすることになり…。

絢爛たるグランドセーヌ 25巻

ずっとバレエをしていきたい…。悩みがありつつも、夢と希望にあふれた留学生活を送っていた奏だったが、コロナ蔓延という予期せぬできことで学校は閉鎖、帰国しての外出自粛という毎日を余儀なくされてしまった。踊りたいのに踊れない、皆に会いたいのに会うこともできない。先の見えぬ闇の中で、それでも奏はバレエへの愛を燃え上がらせる!

絢爛たるグランドセーヌ

華やかさの裏にはストイック!読み応え抜群のバレエ漫画

絢爛たるグランドセーヌ Cuvie
mampuku
mampuku

 掲載誌がマイナー過ぎるのか、何で埋もれてるのかわからない面白さ、奥深さ、クオリティ三拍子揃った漫画です。  華麗で絢爛なバレエの世界に魅了された少女がプロの大舞台を目指して成長していくストーリー。「類まれな観察眼で物凄いスピードで吸収して駆けあがっていく」というありがちなタイプの主人公ではありますが、持ち前のひたむきさと明るさでライバルたちと友情を育んでいく姿が非常に好感。  また内容も青年コミックだけあって本格的で、技術的な難しさだけでなくレッスンや衣装、留学などにかかる金銭的な負担、プロとして生きていくことの難しさなども描かれており、よりディープな世界を味わうことができます。(自分の足でスポンサー集めをする「ベイビーステップ」やキャンプ用品を買うためにバイトに励む「ゆるキャン△」など、地に足着いた感じがリアリティにつながっているのが面白いですね)  音楽や舞踊に限らず、芸事の世界は華やかさの陰には物凄いストイックさが表裏一体となっているものですが、この「絢爛たるグランドセーヌ」は比較的ストイックさのほうに重心を置いたある意味スポ根にも近い感じですね。クラシック音楽の「四月は君の嘘」「のだめカンタービレ」、演劇の「かげきしょうじょ!」、ロック音楽の「BECK」「風夏」などどれも比較的センシティブとかクリエイティブってイメージが強く、「グランドセーヌ」みたいな血のにじむ努力を全面に押し出してるのは珍しいのではないでしょうか。  余談ですが、序盤めっちゃ嫌な感じのラスボス風に登場したライバルの栗栖さくらちゃんがだんだん打ち解けてツンデレ化していくのがとても愛しいです。作中で一番好きです彼女。