あらすじ僕、北山悟は漫画家のアシスタント。妻の知花は発達障害。ふたりの生活はいろんな問題があるものの、折り合いをつけながら毎日を過ごしている。今巻は発達障害と親子の関係を描いた「母と子の話」を完全収録。さらに仕事に復帰した知花には様々な事態が待ち受けることに…? 発達障害当事者の漫画家が“生きづらさに寄り添いながら”描いた話題のフィクション! 待望の第3巻! 医療監修/四宮滋子(しのみやクリニック)
発達障害について学ぶ作品というより、微笑ましい夫婦の日常作品です。 漫画家のアシスタントの夫・悟の視点で、発達障害を抱える妻・知花との日々が描かれています。 頭の回転が速くお喋りが大好き。子どもみたいに感情表現が豊かでパワフル。 悟さんはそれらを発達障害の特性と片付けるのではなく、知花さんの面白いところ可愛いところとして受け止めています。 お互いを受け入れあって尊敬しあっているのが素敵で、こんな夫婦になりたいなあと憧れます。 「○○だからこうするといい」なんてものはなく、その人自体を理解しようとすることが一番大切だと改めて実感できました。 可愛らしい夫婦の日常に心があたたまるので、気軽に読んでみてほしいです。