師弟として、護衛として――《剣聖姫》イリスの信頼を得たアルタは、襲い来る刺客・剣客衆への反転攻勢に打って出ることを決意。自ら囮となることを名乗り出たイリスとその友人にして元《暗殺者》アリアと共に作戦を進めていたが現れた刺客がイリスの父を殺した仇と分かり―― 「私は《剣聖姫》としてあなたを倒す!」 剣客衆最強のアディル・グラッツに対しイリスが感情を爆発。彼女は亡き父の剣《紫電》をその手に握り――そしてアルタは前世から使う愛剣《銀霊剣》を抜き、共に刺客へと相対する! これは《剣聖》という名が繋ぐ少年と少女、二人の物語。