あらすじハプスブルク家皇女マリア・アンナの手引きによって未来へ帰る手がかりを得た琉花。その道はブルボン王朝・ルイ15世の居城であるヴェルサイユ宮殿の中にあるという。しかし、ヴェルサイユに入るにはルイ15世が欲する「不老不死の薬」が必要で――?18世紀において、人類最高の叡智が集まるというヴェルサイユ宮殿。しかしそこには未来への扉とともにブルボン王朝最大の機密が隠されていた。「鉄仮面」とは何を指すのか…。すべてを見届けた琉花の決断は――!?〈化粧〉×〈歴史〉のタイムスリップ浪漫、堂々完結!
現代のフランスから中世のフランスへ 見知らぬ土地で髪結いのレオナールと出会い、現代の化粧や技術や知恵を活かして困難な状況を解決していく主人公。 思っていたより、ファンタジーの要素が少ないからチートなぐらい知識を持っていても違和感あまりなかった。 下手に引き伸ばさず、いい終わり方だと思います。 科学的な観点と歴史が融合した内容で楽しめました。