琉花は化粧品の開発部に勤めるアラサー女子。恋愛には奥手ながらも仕事では成功を収め、周囲にも認められつつあった。そんなとき、海外ブランドとの大きな事業契約の話が持ち上がる。仕事を認められた興奮とともに訪れたフランスの地で、琉花は奇妙な場所に迷い込んでしまった。行きついたその扉の向こうはなんと18世紀、ブルボン王朝時代のフランス――!恋と美の華やかなりし18世紀パリで、琉花が出会ったのは自称天才髪結い師、レオナール・オーティエ。美の革命期にあった当時のフランスで、琉花はその知力と技術を用いて奮闘する!激動の世をどう生き抜くか!? 理系女子のタイムスリップ浪漫!!
現代のフランスから中世のフランスへ 見知らぬ土地で髪結いのレオナールと出会い、現代の化粧や技術や知恵を活かして困難な状況を解決していく主人公。 思っていたより、ファンタジーの要素が少ないからチートなぐらい知識を持っていても違和感あまりなかった。 下手に引き伸ばさず、いい終わり方だと思います。 科学的な観点と歴史が融合した内容で楽しめました。