掲載誌情報flowers小学館2024/10/28数字であそぼ。/ミステリと言う勿れ/詩歌川百景/狼の娘/アドレスどちら/僕のジョバンニ/マロニエ王国の七人の騎士/水槽夜曲/神無月紫子の優雅な暇潰し/オープンクロゼット/新井理恵劇場 猫山さん/雨、こんこんと、綿帽子【単話】/執事は恋を名乗らない/緋のつがい/終の花嫁/あらあらかしこ/ポーの一族 青のパンドラ/煌燿国後宮譚/狛犬撫でたら/そして女神は微笑む/きみに奏でる僕の音/黒薔薇アリスD.C.al fine/獣医者正宗捕物帳/ポーの一族 ~春の夢~/
作品情報著者谷和野arrow_forward_iosカテゴリ女性マンガarrow_forward_ios出版社小学館arrow_forward_iosレーベルflowersarrow_forward_ios掲載誌flowersarrow_forward_ios
も〜谷先生ワールド全開の読切で最高だった…! 洋服、建物、日用品…谷和野先生が描く昔の西洋の田舎村の暮らしぶりがもう素敵で、そこへさらに森の動物たちから頼み事をされるというファンタジー要素が加わり、独特の味わいになっています。 全体的に絵本っぽい雰囲気(ウクライナの絵本「てぶくろ」を思い出した)なんだけど、主人公の少女・フラーが結構いい性格をしてて内心でのツッコミのキレがいいところが面白い。 生意気なフラーと厳しそうなサンダー婆さんが仲良く一緒に夢を見る結末が優しくて温かくて…和やかな気持ちになりました。 メルヘンとコメディのバランスが絶妙な本当に素敵な読切です。いつか単行本として出してほしい…! 【あらすじ】 ヨーロッパの田舎町に住む少女・フラーは、村には食料品店しかないため、日用品を買うとき彼女は近所の人々の御用を聞いてからお使いへ行く。 渋々、気難しいサンバー婆さんのとこに聞きにいくと、「晴れた夏の空の色を青い毛糸」を頼まれる。するとそのお使いの帰り道、森のリスに青い毛糸を少し分けてくれないかと頼まれて…。