「うちら殺人犯だよ」。普通の女子高生としてお嬢様学校に通う・繭(まゆ)。仲良くなった音(おと)・悠(ゆう)と充実した女子高生活を送っていた。しかしある日、繭と悠は音が担任の先生を突き倒したところを目撃してしまった。先生はそのまま意識を失ってしまう。気絶しているだけだと説明する音だが…!?
「うちら殺人犯だよ」。普通の女子高生としてお嬢様学校に通う・繭(まゆ)。 仲良くなった音(おと)・悠(ゆう)と充実した女子高生活を送っていた。 しかしある日、繭と悠は音が担任の先生を突き倒したところを目撃してしまった。 先生はそのまま意識を失ってしまう。気絶しているだけだと説明する音だが…!?
吉川先生を殺した事実を隠し続ける繭(まゆ)・音(おと)・悠(ゆう)。その一方で吉川先生を想い続けた教師・石井は彼女を生き返らせるための方法を模索し始める。彼が手に取ったのはまさかの黒魔術の本。その後、吉川先生と不倫をしていた澤木を食事に誘って…!?
吉川先生を想い続けた教師・石井は吉川先生を黒魔術を使って生き返らせようと画策する。音は逆にその儀式を利用してこの事件の罪を石井になすりつけようとしていた。交錯する2人の思惑…、事件は更なる混沌を迎える!
陸に想いを寄せる咲(さき)は、邪魔な存在の繭をつぶそうと音に近づき始める。音は逆に咲を利用して何かを企み始める。石井は着々と吉川を生き返らせる儀式の準備を進め、自らもハイスペックな男性へと変貌を遂げる。
咲は陸に告白をしたがフラれてしまった。陸の好きな相手は繭だと感じた咲は、陸と付き合うことを条件に音に忠誠を誓う。一方、陸は繭の家へと向かい久しぶりに2人だけの時間を過ごした。そんな繭のもとにお姉ちゃんの子供が産まれそうだという連絡がきて…!?
着々と進む吉川先生を生き返らせる儀式。音はこの儀式で必要な処女を調達すると言い、石井に協力をするフリをしていた。さらに咲に石井の家に行くように指示をするようにしていた。すべては音の手の上で進行する儀式、その行く末は…!?
「繭、売春してるよ」、その現場を撮れば陸は咲のモノになる。音は言葉巧みに咲をだまし、儀式を行う場所へ向かわせようとしていた。一方、石井は儀式を行おうと意気揚々と自分の家に向かっていた。しかし、その途中で警察官に声をかけられてしまい、儀式遂行に暗雲が!?
咲を石井の儀式に誘い込み、石井が自殺する。順調に進むはずだった音の計画。ところが繭は音の計画の不穏さに気づき、陸と共に咲のところへ駆けつけてしまった。音の計画には無いそれぞれの動き。果たして繭は音の陰謀を止められるのか!?
音の作った石井の遺書が咲と陸にバレてしまった。繭はこれは冗談だと嘘をつき、自ら石井の元へと一人で向かってしまった! 処女の血が無ければ儀式が遂行できないと激昂する石井。果たして、繭の運命は…!?
処女の血がないと生き返りの儀式は出来ない! 焦る石井のもとに繭が訪れ、彼女は処女の血を捧げる生贄となってしまった。繭の様子が変だと感じた陸は後を追いかけ、石井の部屋にたどり着く。そこには衣服を破られた繭の姿が!! 激昂した陸は石井に飛び掛かるが!?
繭を救うために石井と揉み合いになる陸だが、石井に刃物で刺されてしまう。繭は陸を救うように石井に懇願するが、何度も殴られてしまう。繭はだんだんと意識が薄れていく中で、自分が吉川先生を埋めたことを話してしまう。耳を疑う石井は、繭を問い詰めようとするが…!?
石井に刺されてしまった陸を救いたい繭だが、音に妨害されてしまう。必死の思いで音から逃げ出し外へ助けを求めた。「これで石井が死ねば、全て終わる」。音は儀式が失敗したことを石井に告げ、自ら命を絶つように促すが…!?
儀式の終焉の果て、陸は病院に搬送され石井は自らの手で、その命を絶った。警察は石井が吉川先生殺害に絡んでいると推測し、すべては音が望む通りの形となった。一方、繭は罪の意識から警察にすべてを話そうと思っているようで…?
石井の事件は森家の力により、警察は石井の自殺として処理しようとしていた。悠は自首をしようとする繭にそれは意味はなく、森家の力で音は捕まらないと諭した。そんな中で悠は石井が書いたように見せかけた音が作成した遺書の存在を知ることになる。
悠は吉川先生殺害事件に音を巻き込むため、咲に遺書を持ってくるように促す。しかし、音の父は警察幹部を手の中に収めていた。この事件を悠は明らかにできるのか!?
石井の自殺によりすべてを石井のせいになすりつけることができたが、音に対して敵対心を持つ悠は咲を誘って、森家そのものに疑いがかかる動画をテレビで流すことに成功した。事件を鎮静化したい森家に対して堤刑事は疑いの目を向けているようで??
吉川先生殺害に対する森家の関わりを匂わせた動画だが、事件を担当する警察署長は自身の保身のために音羽の父親と近しい間柄になっていた。吉川事件の犯人は石井に決定する動きになっているが、担当する警察本部長は堤刑事がこの捜査から外されたことに疑念を抱いているようで?
マンガMeeで開始当初読んでました…絵が丁寧で綺麗で、だけど内容は殺人です。JKの。がっつり重い。一度連載が止まってしまってから「完結してから読もう…」と思ってたんですが、完結しているな…!!? 1話から目を引くストーリーと繭、音、悠の性格バラバラだけど仲良しな感じがすごく好きで惹かれたのをよく覚えています。女子校ぽい…!みたいな。でも内容がしっかりしんどくて、繭の悩みや葛藤や、お姉ちゃんに子ども産まれるのに…おばになるのに私は…ってところがもうキツくてキツくて…!!だからこそめちゃくちゃ最初から最後まで面白いです。ちなみに悠推し。
この漫画は「思わぬ形で事件の泥沼にはまってしまった子ども達」を主役にしたサスペンス・ストーリーです。 ※事件の泥沼にはまってしまった子ども一覧 ⦿地雷ホイホイお人好し女子・繭 ⦿破壊的地雷サイコパス女子・音 ⦿ある想いを抱くボーイッシュ女子・悠 ⦿何も知らないお人好し男子・陸 ⦿自己愛地雷女(自己愛さん)・咲 綺麗かつ繊細で可愛い絵柄(柔らかいイラストのタッチ)とは裏腹に、イライラ・ハラハラするほどハードな分だけ考えさせられます。 登場人物達の心理描写が「わかりやすく」明確に表現されています。 甘味先生の初連載とは思えないくらいのめり込めるサスペンス漫画で、「図書館とか学校の図書室にも置いてほしい」と思うぐらい軸のブレない漫画作品でもあります。 繭以外の登場人物達の1人を主人公にしたアフターストーリー(後日談)もしくは番外編(外伝)を制作してくれることを望んでいます。 本編では断片的な部分しか明かされていない「音の過去」や「一連の事件が終結した後の繭の家族および陸」の全貌をこの目で見たいです。
マンガMeeで開始当初読んでました…絵が丁寧で綺麗で、だけど内容は殺人です。JKの。がっつり重い。一度連載が止まってしまってから「完結してから読もう…」と思ってたんですが、完結しているな…!!? 1話から目を引くストーリーと繭、音、悠の性格バラバラだけど仲良しな感じがすごく好きで惹かれたのをよく覚えています。女子校ぽい…!みたいな。でも内容がしっかりしんどくて、繭の悩みや葛藤や、お姉ちゃんに子ども産まれるのに…おばになるのに私は…ってところがもうキツくてキツくて…!!だからこそめちゃくちゃ最初から最後まで面白いです。ちなみに悠推し。