七海は婚約報告からずっと、社長と険悪な状態のまま八角美術館オープニングセレモニーの当日を迎えた。一般招待客の中に咲也の姿を見つけて、大喜びで駆け寄る七海。自分には見せたことのない、有能な秘書の幸せそうな様子を見てショックを受けた社長は、過呼吸の発作を起こして…。ひとりになって思いを巡らす社長は、後継ぎとして生まれ育った自分が、このまま筋書通りに進むことに迷いを感じ始めるが…。(41P)(この作品はウェブ・マガジン:Love Silky Vol.135に収録されています。重複購入にご注意ください。)