あらすじ日本ギャグ漫画界の至宝・相原コージが、ゾンビ漫画を描くというセンセーショナル。発生初期、中期、後期と3つの期をそれぞれランダムに描くという独特の手法で、多くの議論と賞賛を受けた『Z-ゼット-』の第2巻が発売される。ゾンビが発生してしまった恐怖と日常の間、人々は、どんな生活をし、何に怯えるのか?
これって連載モノじゃなくてオムニバス漫画なんですね。町にゾンビが大量発生するというワンシュチュエーションでこんなに多種多様なネタを思い付くなんて発想力がすごい。そしてどんなアイディアも惜しみなく1話で使い切るから流石だ。ほのぼのギャグとして終わる回もあればシリアス回もあり、最初から最後までどのエピソードも面白かった。掲載誌の休刊によってああいうラストになったそうですが、全く違和感なく相原コージ先生らしいラストだと思いながら読んでました。「真・異種格闘大戦」に比べるとグロ描写は少ないと思いますが、やたらエロい女の裸とかが出てくるので電車で読むのは向かないかもしれません。