あらすじ発生初期、なぞのゾンビ化現象が発生! 人間ばかりでなく、動物や昆虫までもゾンビ化することが判明。発生中期、パンデミック。ゾンビが異常発生し、人類の存亡の危機。発生後期。ゾンビ化現象から生き残った人類は、生物を食べないという予防法などにより、平穏な生活を取り戻しつつあった。3つのパートに分かれている『Z』。その最終巻は、発生中期の凛子、恵、あかりを中心にストーリーが展開する。そのラストには、まさか…!?
これって連載モノじゃなくてオムニバス漫画なんですね。町にゾンビが大量発生するというワンシュチュエーションでこんなに多種多様なネタを思い付くなんて発想力がすごい。そしてどんなアイディアも惜しみなく1話で使い切るから流石だ。ほのぼのギャグとして終わる回もあればシリアス回もあり、最初から最後までどのエピソードも面白かった。掲載誌の休刊によってああいうラストになったそうですが、全く違和感なく相原コージ先生らしいラストだと思いながら読んでました。「真・異種格闘大戦」に比べるとグロ描写は少ないと思いますが、やたらエロい女の裸とかが出てくるので電車で読むのは向かないかもしれません。