あらすじ

宗太とポコは、中島の船のお守りをもらうために、「こんぴらさん」こと金刀比羅宮にお参りへ。中島にポコとの今後の暮らしについて問われた宗太は、言葉につまってしまう。一方、野生のタヌキと出会ったポコが、元の姿に戻ってしまって……。ポコが人間に化ける理由を求めて、宗太は俊亮のもとを訪れるが――。ポコの秘密が少しずつ明らかになる、第11巻。
うどんの国の金色毛鞠 1巻
俵宗太は、東京在住のウェブデザイナー。故郷に帰った彼が実家のうどん屋で見つけたのは、釜の中で眠りこける不思議な子どもだった。実はその子には他の人には言えない秘密があって!?ゆったりと時間が流れる“うどんの国”を舞台に、ちょっと不器用なふたりのあたたかい共同生活が始まる。堂々第1巻!
うどんの国の金色毛鞠 2巻
“うどんの国”香川で、毎日元気いっぱいにかけまわるポコと、それをあたたかい目で見守る宗太。みんなでうどんを食べたり、みどりあふれる屋島でお散歩したり。姉の凛子や親友の中島も巻きこんで、かけがえのない時間はゆったりと過ぎていく――。なにもないと思って出たはずの故郷、そこで宗太が見つけた大事なものは?なにげない日常をまっすぐに楽しむふたりと、まわりの人たちがくり広げる、のんびり、なかよしライフ♪待望の第2巻!!
うどんの国の金色毛鞠 3巻
東京を離れて、地元・香川へ帰ってきた宗太。のんびりした空気のなかで、ポコとふたり暮らしを始める。隣のばぁちゃん家でさがしものを見つけたり、熱心にガオガオちゃん体操を踊ったり、骨付き鳥を夢中で食べたり、温泉でふやけたり、あいかわらずポコは元気いっぱい。毎日ふりまわされっぱなしの宗太だけど、ふたりでいるから見つかる景色もあって……。あたたかくて懐かしい、家族と故郷の物語。待望の第3巻!!
うどんの国の金色毛鞠 4巻
瀬戸内海に浮かぶ小豆島へやって来た宗太とポコ。まっ白な砂浜とやわらかい潮風を肌に感じながら、ふたりきりで過ごす時間を楽しんでいた――。ところが、ふと目を離したすきにポコがいなくなってしまう。必死で島中を探しまわる宗太だったが、中々見つからなくて……。のんびり、やさしい香川で暮らす、宗太とポコの物語。
うどんの国の金色毛鞠 5巻
すっかり香川でのふたり暮らしもおちついてきた宗太とポコ。高校生の弥生ちゃんの進路相談に乗ったり、小豆島の学さんと雪枝さん、ダーハマさんの青春の思い出でもあるガオガオちゃん誕生秘話を聞いたり……。“うどんの国”の人々とのあたたかな交流によって、ふたりの世界はますます広がっていく――。のんびり、やさしい香川で生まれたハートフルファンタジー、待望の第5巻。
うどんの国の金色毛鞠 6巻
秋を迎えて少しずつ肌寒くなってきた“うどんの国”。そんなある日、ポコの体に何やら異変がっ!! あわてる宗太だったが……。季節の移り変わりと共に、中島と凛子はそれぞれ人生の岐路を迎える。一方、宗太とポコのふたり暮らしにも変化が訪れて……。寒い季節にぴったりの香川の郷土料理しっぽくうどんやまんばのけんちゃんも登場して、心も体もほくほくするハートフル・ファンタジー。
うどんの国の金色毛鞠 7巻
地元・香川で高校時代を送っていた宗太。将来やりたいことも見つからず、友人の中島と共に悶々とした日々を過ごしていた。そんなある日、事故に遭い入院することになってしまう。失意の中で入院していた宗太に訪れた、その後の人生を変える運命の出逢いとは―――!? のんびり、やさしい香川で生まれたハートフルファンタジー、待望の第7巻!!
うどんの国の金色毛鞠 8巻
チームプラネットの社長・冴木学の依頼で、豊島と直島を取材中の宗太とポコ、ダーハマの3人。まじめに仕事を進めていたはずの宗太だったが、学にダメだしされてしまって……。島で暮らす人々や旅行客ダニーとの出会いが、宗太とポコに新たな変化をもたらす――。波と風がきらめく、瀬戸内海の離島編!!
うどんの国の金色毛鞠 9巻
日常生活に戻った宗太とポコのふたり。楽しそうに保育所へ通うポコだったが、体験保育の期間にも終わりが近づいて……。一方、僧侶・俊亮は、狸好きになるきっかけとなった幼少の思い出を宗太に明かす。そこで語られた狸伝説とは……!? 高校時代の宗太と中島を描いた番外編も収録!
うどんの国の金色毛鞠 10巻
保育所のみんなと秋の親子遠足へ行くことになったポコと宗太。そこで「ガオガオちゃん体操」を披露するため、一生懸命練習に励むポコは、はたして上手に踊れたのかな!? そして季節は巡り、「うどんの国」にも徐々に北風が吹き始める―――。のんびり、やさしい香川で暮らすポコと宗太の物語、待望の第10巻!!
うどんの国の金色毛鞠 11巻
宗太とポコは、中島の船のお守りをもらうために、「こんぴらさん」こと金刀比羅宮にお参りへ。中島にポコとの今後の暮らしについて問われた宗太は、言葉につまってしまう。一方、野生のタヌキと出会ったポコが、元の姿に戻ってしまって……。ポコが人間に化ける理由を求めて、宗太は俊亮のもとを訪れるが――。ポコの秘密が少しずつ明らかになる、第11巻。
うどんの国の金色毛鞠 12巻(完)
紗枝から「ポコの力が尽きたら、二度と人間の姿に戻れない。人間に化けていた時の記憶も全部忘れてしまう……」と伝えられて動揺する宗太。一方、宗太を探してポコが行方不明になってしまい……。ポコが宗太の元へやって来た理由とは!? のんびり、やさしい香川でうまれたハートフルファンタジー完結!!
「クミンの大根フレンチフライ」前編

「クミンの大根フレンチフライ」前編

風の向くまま気の向くまま日本全国を走り回る、スパイス香るキッチンカー。香辛料の香りにあふれた車内には、要(かなめ)と平太(へいた)のふたりが乗っている。この店では、世界中のスパイスを使った美味しいテイクアクトメニューを食べることができる。そして週末には「オーダーメイド」のスペシャルメニューもあって――。
恋じゃないなら名前をつけて

恋じゃないなら名前をつけて

見栄を張って強がって生きてきた伊達司紗・34歳。外資系企業で出世街道を驀進中だったが、3年付き合った社内の男を社内の女に取られ、会社にも邪険にされて辞表を提出。何もできず考えられない日々……。身の丈以上に衣食住にお金をかけていたため貯金もなく、マンションも追い出され、転生したい…などと考え路頭に迷っているところに、謎のイケメンが現れ!? 強制人生リスタート!今度こそ間違わずに生きていきたい――!!
半沢ニャオ樹

半沢ニャオ樹

東京中央銀行本店、の裏の駐車場。その一角にある壁の穴を抜けると、そこには猫たちの世界が広がっている。実は人間たちが知らないだけで、猫の世界にも小判等による貨幣制度が存在しているのだ! 主人公は、「ニャンニャン中央銀行」で働く有能な銀行ネコ、「半沢ニャオ樹」。上昇志向の強い彼には、上を目指すある理由があった―――。
マンガ麺

マンガ麺

板垣巴留(「BEASTARS」)の秘密の麺、石黒正数(「天国大魔境」)の青春の麺、鳴見なる(「ラーメン大好き小泉さん」)のはしご麺、総勢22名の作家がおくる、作家と麺の、手軽で奥深い物語!! 深夜に手軽なエネルギー補給♪ 作家稼業の強い味方! 手軽で奥深い、『麺』のアンソロジーコミックス!! ★豪華執筆陣★ ※五十音順 麻日隆/石黒正数/板垣巴留/上田信舟/円藤エヌ/長田悠幸/音井れこ丸/北駒生/篠丸のどか/シモダアサミ/スエカネクミコ/たかし♂/タカダフミ子/多田基生/釣巻和/トウテムポール/鳴見なる/晴川シンタ/三月えみ/峰なゆか/米代恭/ロッキー
花と黒鋼

花と黒鋼

いまより少し先の未来。深刻な食糧難によって、泥沼の戦争状態に陥った世界。地図に存在せず、レーダーにも映らない、小さく、深き、絶海の孤島に、おじじと共に静かに暮らす金髪の少女・ルルのもとには、ある“訪問者”が定期的にやって来る。“訪問者”の名は斉藤。この世界 唯一にして最強の兵器である――。
鶯谷ワールドエンド

鶯谷ワールドエンド

岡崎顕子29歳。東京の下町・鶯谷で独り生きている。元恋人の結婚式の帰り道、彼女は獣医と名乗る男と出逢う。実は、その男は人に言えない秘密を抱えていて……。好きになった男の過去を知った時、女はすべてを受け入れることができるのか――!? 『うどんの国の金色毛鞠』の気鋭が贈る、本格恋愛ストーリー開幕!!