あらすじ恋人でも家族でもない、猫好き男女3人暮らし。 40代書店員の灯(あかり)、30代女医の鹿乃子(かのこ)、20代インテリアショップ勤務の仁(じん)、愛猫のミカヅキ・フー・ギーの暮らしは相変わらずにぎやかな毎日。仕事で知り合った編集者の長浜からデートのお誘いに、余計なことを考えてしまう灯。みんなに後押しされ、前向きな気持ちでデートを楽しんでいる中、思わぬ一報が入り……。3人+3匹は、三日月のように、恋も人生も、満ちていくまだまだ途中です。
そんな生活が成り立つわけない、と最初に思ってしまった。 実際奇跡のバランスということだとしてもご都合主義的な部分は多少なりあるのだと思う。 長女44歳と末男(パンセクシュアル)29歳ですら何か起きてしまうのではないかと思っちゃうし。 次女34歳はビアンなので彼には興味がないが、長女にもきっとそういう目は向けないのだろう。 ※実際は姉妹でも姉弟でもないしそういう表現もないのですが便宜上そんな書き方をしました なんかそういう性的な関係を超越してしまう年齢ってあるんだと思う。 とはいえそれなしで色恋沙汰は出来ないだろう。 逆に色恋ナシなら共同生活のパートナーとしてありなのだろうか。 色々そういう下世話な心配ばかりしながら読んでしまったけど、実際はとてもスマートな関係で理想的なバランスが保たれていて、1巻は次の展開が気になる締めくくりをされていた。 2巻でも彼女らが幸せに過ごしてくれることを願う。