作品情報著者吉田貴司arrow_forward_ios巻数3巻arrow_forward_iosカテゴリ青年マンガarrow_forward_ios出版社電書バトarrow_forward_iosレーベルその他arrow_forward_ios年代2010年代arrow_forward_ios刊行期間2014/06/20ジャンルユーモア・ギャグタグ風呂北欧
日常とは忍耐の連続である。なんやかんや耐えながらわたしたちは今日を生きている。 耐え難きを耐え、忍び難きを忍び、浸かる水風呂の気持ちよさを知っているからなんとか今日も生きているのです。 人生とはサウナなのだ、と教えてくれるのがこの作品。 サウナチャンピオンの本庄は常に耐えている。チャンピオンであり続けるというのは耐えることなのだ。 甘酸っぱい記憶も、迷える人々も、心地よい水風呂も、すべてを背負いながら本庄は耐え続ける。 本庄が耐え続けている限り、わたしたちは前を向いて進むことができるのかもしれない。 耐えるとは止まることなのか。耐えるとは振り返ることなのか。耐えるとは進むことなのか。 わからないけれど、明日はやってくる。わからないけれど、きっと本庄は耐えているし、わたしたちも耐えていることだろう。