あらすじ

第4エピソード「江波(えなみ)トヲル」前半4話を収録! 日本政府の暗号公電が某国に傍受・解読されていることを知った九鬼(くき)は、天才少年・江波トヲルに究極の暗号技術・量子暗号の開発に従事させた。それから数年、いよいよ完成間際になった量子暗号と江波トヲルをめぐり、様々な諜報機関が動き出した!
スパイの家(1)

日本は狙われている!一見、平穏に見えるこの日本も一皮むけば、世界各国の情報機関の攻勢にさらされている!だが、そこには日本の諜報活動を800年にわたり担ってきた阿賀一族の姿がある!現当主の阿賀邦彦とその娘・女子高生のまりあは人知れず諜報戦を繰り広げているのだ!

スパイの家(2)

日本は狙われている!一見、平穏に見えるこの日本も一皮むけば、世界各国の情報機関の攻勢にさらされている!だが、そこには日本の諜報活動を800年にわたり担ってきた阿賀一族の姿がある!現当主の阿賀邦彦とその娘・女子高生のまりあは人知れず諜報戦を繰り広げているのだ!第2のエピソードは東京大田区の町工場の作る小さなネジをめぐる、大きな謀略!

スパイの家(3)

日本は狙われている!一見、平穏に見えるこの日本も一皮むけば、世界各国の情報機関の攻勢にさらされている!だが、そこには日本の諜報活動を800年にわたり担ってきた阿賀(あが)一族の姿がある!現当主の阿賀邦彦(くにひこ)とその娘・女子高生のまりあは人知れず諜報戦を繰り広げているのだ!第3のエピソードは、固体燃料ロケットをめぐる謀略!!

スパイの家(4)

第3エピソード『72時間』後半4話を全て収録! 固体燃料ロケット技術をめぐる謀略は、世界の核戦略を根底から覆す恐るべき陰謀に結びつく! ロケットノズルのサンプルを奪って逃走するロシアのスパイ一族「マヤコフスカヤ」に日本のスパイ一族「阿賀(あが)」の邦彦(くにひこ)とまりあは追いつくことができるか!?

スパイの家(5)

第4エピソード「江波(えなみ)トヲル」前半4話を収録! 日本政府の暗号公電が某国に傍受・解読されていることを知った九鬼(くき)は、天才少年・江波トヲルに究極の暗号技術・量子暗号の開発に従事させた。それから数年、いよいよ完成間際になった量子暗号と江波トヲルをめぐり、様々な諜報機関が動き出した!

スパイの家(6)

いよいよ最終巻! 第4エピソード「江波(えなみ)トヲル」後半5話を収録! 日本政府の暗号公電が某国に傍受・解読されていることを知った九鬼(くき)は、天才・江波トヲルに究極の暗号技術・量子暗号を開発させる。だが、日本と某国の関係を慮った政府重鎮・久瀬(くぜ)と、ビル・コービスを名乗る男の暗躍により、トヲルは完成目前の暗号技術と共に行方不明となった。邦彦(くにひこ)とまりあはそれぞれの方法でトヲルを追う!

スパイの家

本格派でエンタメもしてる諜報(スパイ)漫画の良作

スパイの家 真刈信二 雨松
ひさぴよ
ひさぴよ

日本はスパイ天国などとよく言われてるそうですが、実は世界各国からの工作活動をギリギリのところで防ぎ、陰で日本を守り続けてきた一族がいたのです。(という設定) その名も「阿賀一族」。800年にわたり日本の諜報活動を担ってきた一族の末裔である、父とその娘が主人公。一族の誇りを持ちながら娘には手を焼いてる父親ですが、いざ政府から仕事の依頼を受ければ、各国のスパイたちを相手取り、情報戦や派手な戦いを繰り広げます。次第に娘の方もスパイの才能が開花して…。 原作は真刈信二氏ということで、設定やストーリー構成は言うまでもなく本格派。しかし落ち着いた展開ばかりでなく、映画のようなエンタメ要素(アクションやお色気シーン)もバランス良く盛り込まれています。作画も非常に洗練されていて、重厚感のあるストーリーにふさわしいカッコ良さがあるのです。 何かきっかけさえあれば、もっと人気が出たはずの作品だと思うのですが、6巻という微妙な巻数で終わってしまいました。せめて10巻くらいまで続いても良かったのに…。最新の情勢を取り入れて、いつか続編とか始まったら面白いと思うのですが。