あらすじ

倉脇重介(くらわき・じゅうすけ)から、激闘の末、許嫁の山鬼なよこを救い出した岩鬼将造(いわき・しょうぞう)だったが、直後にデス・ドロップ・マフィアの武装軍団に襲われる。半死半生となった将造は、内閣特務捜査官・赤尾虎彦により身体を改造され、機関銃やミサイルを内蔵した極道兵器として生まれ変わる。赤尾の指示で、将造は海座隆(かいざ・たかし)と接触。そして恐るべきことに、人体改造を施された海座の身体には脅威的な戦力が備えられていることを知る。将造対海座の熾烈な戦いの火ぶたが切って落とされた!!
極道兵器(1)
南米の紛争地帯で、敵を倒すことに無上の喜びを噛み締める傭兵がいた。マッド・ドッグ(狂犬)と恐れられる岩鬼将造(いわき・しょうぞう)曹長は、戦いのなかで、岩鬼組組長である父親がデス・ドロップ・マフィアという組織によって暗殺されたことを知らされる。しかも、直接手を下したのは岩鬼組の裏切り者組員・倉脇重介(くらわき・じゅうすけ)であることも……。帰国した将造は、戦場土産の兵器を片手に倉脇の元へ、落とし前をつけに向かう。石川賢の代表作として名高い、超ド級バイオレンス・アクションがついに登場!!
極道兵器(2)
倉脇重介(くらわき・じゅうすけ)から、激闘の末、許嫁の山鬼なよこを救い出した岩鬼将造(いわき・しょうぞう)だったが、直後にデス・ドロップ・マフィアの武装軍団に襲われる。半死半生となった将造は、内閣特務捜査官・赤尾虎彦により身体を改造され、機関銃やミサイルを内蔵した極道兵器として生まれ変わる。赤尾の指示で、将造は海座隆(かいざ・たかし)と接触。そして恐るべきことに、人体改造を施された海座の身体には脅威的な戦力が備えられていることを知る。将造対海座の熾烈な戦いの火ぶたが切って落とされた!!
極道兵器(3)
西日本の親分衆の集まりである西日本連合の集会に、山鬼なよこを伴って現れた岩鬼将造(いわき・しょうぞう)は、岩鬼組が中心となって極道連合を立ち上げることを宣言する。しかし、突如、潜水艦からの砲撃を受け、会場は修羅場と化す。攻撃を指令したのは、将造への復讐と世界制覇を目論んで甦った倉脇重介(くらわき・じゅうすけ)だった。将造と倉脇の抗争は、宇宙にまで広がっていくが……。衝撃の最終巻を刮目せよ!!
爆末伝

爆末伝

江戸時代末期、鳥羽・伏見の戦いで大敗を喫した幕府軍はこのときから逆賊となった。薩長を中心とする官軍は錦の御旗を立て、徳川幕府を壊滅するべく進軍を開始。関ヶ原の戦い以来、徳川家に仕えてきた小栗藩は、官軍に寝返った周囲の藩に囲まれ孤立していた。幕臣の勝海舟に相談したところ、勝の用心棒を名乗る馬並平九郎を紹介される。海洋塾で西洋学・兵学を修め、西洋兵器に明るい平九郎は、最新の近代兵器で武装し、官軍と渡り合うというのだが……。幕末を舞台にした石川賢の個性あふれるアクション巨編、堂々の開幕!!
邪鬼王 爆烈

邪鬼王 爆烈

荒廃した地上を舞台に鬼才・石川賢が描くバイオレンスアクション。名護屋の城を落とし、西の寺を次々に攻め落とす魔蝋軍の関東進攻がはじまった。関東を治める者は宇宙をも治めるという。西の正願寺、最後の砦・空蓮寺の空海坊爆烈は、肉眼では捉えらないほど速い動きが破壊力を生む拳法──爆烈拳を駆使し魔蝋軍に立ち向かう。
ブルーベリードール

ブルーベリードール

某大学に通う中畑建吉は、食うものも食わず、バイトしてようやく手に入れた大人のオモチャを寮に住む先輩に使い倒されてしまう。失意のなかにいる建吉の前に、奇妙なセールスマン・魔屋人幻が現れ、大人のおもちゃを勧める。とまどう建吉に、魔屋は持ってきていたトランクから、どんな男も満足させる機能を持った高性能アンドロイドを見せるのだが……。石川賢が美少女ヒロインに挑戦したラブコメディ、ここに開幕!!
ザ・ジョークマン

ザ・ジョークマン

ギャンブラー・丈苦万太郎(「冗句万太郎」と表記の回もあり)が、麻雀やパチンコなどの博打から釣りやビリヤードに到るまで、ありとあらゆる勝負を繰り広げるショート・ギャグ。
試し読み
戦国忍法秘録五右衛門

戦国忍法秘録五右衛門

天正九年(1581年)9月6日、天正伊賀の乱。織田信長の次男・信雄を総大将とした織田軍6万の大軍勢が伊賀を襲った。壬生野城を落とし、佐野具嶺(さなごみね)へと進軍、国中に火を放ち女・子供を容赦せず殲滅させた。9月10日、戦果の見物に訪れた信長を屍と化して待っていた五右衛門が単独で襲う。首を奪(と)ったかに見えたが……。「自分と名字が同じ『石川五右衛門』を描きたい」と「五右衛門 忍者説」に着想を得、情熱を傾けて執筆されていた石川賢の遺作を電子書籍化!!
羅生門

羅生門

夭折の天才作家・芥川龍之介と“闇”“魔”を視覚化する漫画家・石川賢の夢の邂逅。収録作品のうち『羅生門』『蜘蛛の糸』『トロッコ』は原作の世界観をより分かりやすく、本作を読んだ後に原作を読めばより作品世界への理解が深まるアプローチであるのに対し、『新羅生門』は『羅生門』を独自の解釈で大きく拡げ、自身の作品世界へと昇華させている。芥川の小説作品をベースに、イマジネーション溢れる石川ワールドは必見!!
魔空八犬伝

魔空八犬伝

時は戦国、永禄5年(1562年)。越後に上杉謙信、甲斐に武田信玄、小田原に北条氏康、尾張に織田信長と、日本の国土は網目のように分裂し、戦いの日々が続いていた。百姓の子として暮らしていた犬塚信乃は、侍になり天下取りを夢みていた。ある日、無数の死体が転がる戦場跡で犬山道節と出会う。道節は黄金城(里見城)を追っていた。『南総里見八犬伝』に着想を得、独自の作品世界を構築した『魔空八犬伝』がいよいよ登場。