あらすじ日蓮(にちれん)に深く感銘して帰依すると決意した四条頼基(しじょう・よりもと)。一方、鎌倉地方を襲った「正嘉(しょうか)の大地震」を、国が滅びる前ぶれだと考えた日蓮は、幕府を諫暁するための書「立正安国論」を著す。そして、すべてを覚悟した上で、前執権・北条時頼(ほうじょう・ときより)へ立正安国論を提出した日蓮は……!?