あらすじ意志をともにした仲間を失った南郷千景。ただ、それは彼女の心を屈強にする。諦めず前進を続ける千景は石神へと辿り着く。だが、それも用意された事象に過ぎなかった。全ては掌の上。この国の闇を担う者との対峙。「心的領域」は千景に何を見せ、何処へ誘うのか…。千景に最後の選択の時が迫る――。常軌を逸した心の闇を描くクライム心理サスペンス、最終幕。
犯罪者に対しての行動心理学で、彼らに罪を自白させる仕事を担っている南郷と言う一人の女性の話。 彼女自身も過去に傷を負っているのだけど、その傷も衝撃的でした。想像するだけで鳥肌もの。。 人の心を紐解いていくって、どんな感じなんだろうと読んでみたら案の定、怖くて面白かった。描写は、目を背けたくなるところもあり、じっくり見れなかったです。。 最初は犯罪者のペースかと思いきや、いつのまにやら南郷の世界に持ってかれていてペースに乗せれ、最終的には落ちる。 次から次にページをめくってしまい、終始ドキドキさせられました!