あらすじ発生した猟奇殺人事件の容疑者は「交際相手からのメールに激高」と供述した。容疑者の言動に違和感を覚えた南郷千景は、一人の人物に狙いを定めた。その男の名―――――不破信吾。セキュリティーアプリ開発の第一人者である不破。任意の事情聴取に応じた彼に千景は罠を仕掛ける。だが、不破は用意周到に罠を掻い潜り、逆に千景を追い詰める事に。最大の危機に陥る千景。その眼前に現れたのは……。常軌を逸した心の闇を描くクライム心理サスペンス、第三幕。
犯罪者に対しての行動心理学で、彼らに罪を自白させる仕事を担っている南郷と言う一人の女性の話。 彼女自身も過去に傷を負っているのだけど、その傷も衝撃的でした。想像するだけで鳥肌もの。。 人の心を紐解いていくって、どんな感じなんだろうと読んでみたら案の定、怖くて面白かった。描写は、目を背けたくなるところもあり、じっくり見れなかったです。。 最初は犯罪者のペースかと思いきや、いつのまにやら南郷の世界に持ってかれていてペースに乗せれ、最終的には落ちる。 次から次にページをめくってしまい、終始ドキドキさせられました!