あらすじ警察学校襲撃籠城事件の犯人達と直接交渉を始めた南郷千景。その矢先に犯人の一人が射殺された。もう一人の犯人の手によって…。欲求を叶えるべく、態度を硬化させる犯人に千景は独自の心理分析法「心的領域」で対峙。その深淵を覗こうとした時、自身の過去に繋がる人物の名を耳にする。「石神」―――――。これは偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか。そして、新たな猟奇殺人も発生し…。常軌を逸した心の闇を描くクライム心理サスペンス、第二幕。
犯罪者に対しての行動心理学で、彼らに罪を自白させる仕事を担っている南郷と言う一人の女性の話。 彼女自身も過去に傷を負っているのだけど、その傷も衝撃的でした。想像するだけで鳥肌もの。。 人の心を紐解いていくって、どんな感じなんだろうと読んでみたら案の定、怖くて面白かった。描写は、目を背けたくなるところもあり、じっくり見れなかったです。。 最初は犯罪者のペースかと思いきや、いつのまにやら南郷の世界に持ってかれていてペースに乗せれ、最終的には落ちる。 次から次にページをめくってしまい、終始ドキドキさせられました!