あらすじ不破信吾の自宅から回収したハードディスクには南郷千景宛の動画ファイルが隠されていた。忠告と脅し。強い意志を持って石神への捜査を開始した千景達。掴みかけると立ち消える。緻密に設計された「シナリオ」に試された結果――。待っていたのは「死」だった。追い詰められた千景は選択を迫られる。常軌を逸した心の闇を描くクライム心理サスペンス、第四幕。
犯罪者に対しての行動心理学で、彼らに罪を自白させる仕事を担っている南郷と言う一人の女性の話。 彼女自身も過去に傷を負っているのだけど、その傷も衝撃的でした。想像するだけで鳥肌もの。。 人の心を紐解いていくって、どんな感じなんだろうと読んでみたら案の定、怖くて面白かった。描写は、目を背けたくなるところもあり、じっくり見れなかったです。。 最初は犯罪者のペースかと思いきや、いつのまにやら南郷の世界に持ってかれていてペースに乗せれ、最終的には落ちる。 次から次にページをめくってしまい、終始ドキドキさせられました!