プロメテウスの枷鎖 | 作品情報 | 月刊ASUKA
月刊ASUKA
人間に火を与えたことでゼウスの怒りを招き、コーカサスの山の柱に拘束され、3万年の拷問を受け続けるプロメテウス。 昼の間は鷲の姿の拷問人に肝臓を食べられ続け、日が落ちると現れるゼウスと共に、人間の残した「未解決事件」を解く罰を与えられる。 人間を愛するプロメテウスには、その罰は昼のそれよりも重く苦しく――。 ゼウスの課すその罰の意味は? プロメテウスがこの苦行から解き放たれるための鍵とは――!?
人に火を与えた罪でコーカサスの山に拘束され、三万年の拷問を受け続けるプロメテウス。昼は鷲に肝臓を食べられ、夜はゼウスに人間の未解決事件を解く罰を与えられる。人を愛す彼にとってそれは耐え難いことだった。