あらすじ

人に火を与えた罪でコーカサスの山に拘束され、三万年の拷問を受け続けるプロメテウス。昼は鷲に肝臓を食べられ、夜はゼウスに人間の未解決事件を解く罰を与えられる。人を愛す彼にとってそれは耐え難いことだった。
プロメテウスの枷鎖 I

人に火を与えた罪でコーカサスの山に拘束され、三万年の拷問を受け続けるプロメテウス。昼は鷲に肝臓を食べられ、夜はゼウスに人間の未解決事件を解く罰を与えられる。人を愛す彼にとってそれは耐え難いことだった。

プロメテウスの枷鎖 II

人間の愚かしさを知るため「未解決事件」の謎を解かされ続けている神・プロメテウス。第2巻で挑むはヒンターカイフェック一家惨殺事件(独)、リジー・ボーデン親殺し事件(米)!

プロメテウスの枷鎖 III

3巻でプロメテウスとゼウスが挑むのは、グリム童話で有名な「ハーメルンの笛吹き男事件」。しかし、人間世界であまりにも有名なこの未解決事件だが、実は神であるゼウスと深い因縁があったというのだ。なぜ、130人もの子供たちが短時間の間に失踪し得たのか? 何処に行ったのか? そもそも笛吹き男は存在したのか? 予測も想像もつかないその真実=答えとは!? そして、プロメテウスとゼウス、彼らの物語の始まりと終わりまでを描き切る完結巻!