あらすじレオナルドは目の前のものに興味を持ち、それに引かれるように絵を描いた。例えば、雲を描くときは雲が何で出来ているのか知ろうとし、聖人を描くときは聖人とはどういう人間なのかを知ろうとした。1481年、レオナルドの森羅万象への限りない好奇心は新作制作をままらないものにしていたが、転機が訪れる。ルネ・マルグリッド夫人が肖像画の依頼にやって来たのだ。