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ヴィンチ村のレオナルドは学校をサボり、森の中で蛇やトカゲと遊び、村人たちから変人扱いされていた。レオナルドが13歳の頃、父の再婚相手フランチェスカが家へやって来る。公証人である父は、レオナルドに自分の仕事を継がせようとしていたが、権力者であるメジチ家のロレンツォに才能を見出されたと知り、芸術家への道を歩ませようとする。天才レオナルド・ダ・ヴィンチの孤独の生涯を巨匠が描く!!
レオナルドは芸術家の工房へ入るため、村を出てフィレンツェの都へ行く。フィレンツェで最も大きく、将来を期待されているアンデレア・デル・ヴェロッキオ親方の工房で、下働きをはじめたレオナルドは、顔料をめちゃくちゃにして斧で腕を切り落とされそうになるが、ボッチチェルリに救われる。女好きのボッチチェルリに導かれ、13歳のレオナルドは女性を知った。
目安箱への告発により、ある日突然レオナルドは逮捕されてしまう。罪状は同性愛。当時は神と自然に反逆したと見なされ、自白して有罪なら火刑にされてしまう重い罪だった。男娼と噂されるサルタレッリと関係したと思われるレオナルドら3名が逮捕されるが、法廷でレオナルドはサルタレッリの肉体の美しさを証拠に、神は己の体に似せて人間を作ったと証明しようとする。
レオナルドは目の前のものに興味を持ち、それに引かれるように絵を描いた。例えば、雲を描くときは雲が何で出来ているのか知ろうとし、聖人を描くときは聖人とはどういう人間なのかを知ろうとした。1481年、レオナルドの森羅万象への限りない好奇心は新作制作をままらないものにしていたが、転機が訪れる。ルネ・マルグリッド夫人が肖像画の依頼にやって来たのだ。