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きのこの世界、踏み込んでみる?

農業大学で、「きのこ」等の菌類を研究する三枝教授の研究室に、何故か連れて来られた新入生の天谷。さあ、楽しいきのこ講座の始まりだ!……って、頼んでねぇよ! ----- 小学二年生の舞ちゃんにいざなわれて、素敵な紳士風の三枝教授から、半ば強引にきのこの知識をレクチャーされていく天谷。 教授と舞ちゃんのきのこ愛は熱烈で、天谷はとてもついていけない。でもそんな素人の彼が、細かく強烈なツッコミを入れることで、オタクのしょうもない拘りを笑いにしてくれるので、読んでいて飽きない。 同級生とのやりとりから、または生活の中から生まれた「きのこ」に対するよくある疑問が、三枝教授によって解説され、きのこの知識が増えるのも楽しい。 農大の描写は、例えば『もやしもん』(石川雅之先生)と同様に、普通の大学とは違う独自の文化が見られて、大学生活漫画としても今後、期待できるかも。 とかく分かりにくく、興味はあっても取っ掛かりのない「きのこ」の世界の入門書として、楽しく分かりやすく、何より「情報が正しい」、貴重な一冊となっている、と思う。 (1巻の感想。今後、野外で観察する回があることを望む!) ----- 最後に、一介のきのこ好きとして、参考文献の頻出人名を少しだけ紹介させて下さい。 ●伊沢正名…きのこ写真のパイオニア。古い図鑑は基本、この方の写真で構成されている。 ●大作晃一…白バックの、図鑑用きのこ写真撮影の技法を確立。近年の美しい図鑑はこの方の労力の賜物。 ●新井文彦…阿寒湖を中心に、きのこと、きのこのいる風景を撮影する写真家。ひたすらに美しい写真。 ●小宮山勝司…きのこ好きが集まるペンションを経営し、自身の名前で図鑑も出される程のきのこ通。 ●保坂健太郎…きのこが専門の、国立科学博物館の研究者。面白そうなきのこの本や企画には、この方がよく絡んでいる。 ●飯沢耕太郎…写真評論家として著名だが、きのこに関しては、きのこの文学や切手の蒐集家として有名。 ●堀博美…きのこライター。図鑑では得られないきのこ知識を網羅した『きのこる』は名著。

あうしぃ@カワイイマンガ
あうしぃ@カワイイマンガ
『三枝教授のすばらしき菌類学教室』のクチコミ投稿
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話題の種類
「マンガのクチコミってどうやって書けばいいの?」という方へ!選んだ話題に応じた書き方のヒントや例文を表示します。初めての方は、練習用ページで気軽に投稿の練習をしてみてください。
タイトル
本文
三枝教授のすばらしき菌類学教室
三枝教授のすばらしき菌類学教室
香日ゆら
香日ゆら
あらすじ
イケオジ教授とキノコの魅惑の世界へようこそ!!食べて美味しい!見て可愛い!! 奇妙でキュートなキノコをめぐるアカデミックコメディ開幕!!
三枝教授のすばらしき菌類学教室の情報の提供お待ちしてます!
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かわいいきのこ

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ある夏の終わり、長野の山荘で偶然見かけた赤くてきれいなタマゴタケ。その可愛いフォルムと鮮やかな色に魅せられた著者は印象的な出会いを経て、どんどんきのこの世界へと引き込まれていきます。その活動は阿寒湖や白神山地など、きのこの有名な生育場所を巡ったりきのこ勉強会や、キッタリアを食べるイベントに参加したりと活動的。赤くて魅惑的ながら猛毒のベニテングタケ ビビッドな青い色が美しいソライロタケ 白いレース状のマントをたなびかせるキヌガサタケ ひと晩でインクのように黒く溶けてなくなるササクレヒトヨタケ などなど、知れば知るほど不思議な生態や旨味たっぷりのおいしい味わいにもせまるきのこの魅力たっぷりの、オールカラー・コミックエッセイです。 ◆もくじ /プロローグ きのことの出会い/その1 阿寒湖で新井文彦さんに会う/その2 白神山地で雨に打たれてきのこ探し/その3 きのこの勉強会できのこの神秘を感じる/その4 きのこを探してあっちへこっちへ/その5 きのこ同好会のみなさんと富士山観察会へ/その6 食べるきのこ&きのこ鍋/その7 アミガサタケ狂想曲/その8 魅惑のベニテングタケ/その9 キッタリアを食べる濃厚な夜/その10 ついつい増えちゃうグッズたち/その11 はかないきのこの女王様/その12 光るきのこを求めて和歌山へ/エピローグ そしてきのこ道はつづく

キノコノホン

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東京の大学に合格した舞竹マリ男は憧れの都会生活を始め、「東京で行きつけのバーを作る」という夢を実現しようとするが、下宿の場所はややビミョーに中途半端な江古田。レトロな雰囲気がいいと、マリ男は一人納得しているが、しかし、何といってもここはいろいろとビミョーである。日頃、「よさげな」バーを捜し歩いていた舞竹だが、ついにここぞと思う店を発見した。その名前は『BARきのこさん』。勇気を出して店の扉を開け、まず目に飛び込んできたのは、すっっっっごい美脚。ドキマギする舞竹に「お一人サマかしら?」という声が…その声の先に現れたのは? どうしてもキノコ的なんだけど、やっぱり可愛かったり、奇怪だったり、不思議だったり、でも青春だったり……つまり、とても笑えてしまう奇妙な登場人物で綴られる傑作ショート連作「BARきのこさん」。さらに、けなげで真面目で貧しい新入社員の英子さんが、みんないい人たちばかりの楽しい職場で、それとなく前向きに働くことになったが、課長さんとか上司が、やはりどことなくキノコ的な連載作品、『きのこ商事の人々』も同時掲載!! さらにさらに図に乗って、漫画家仲間の、ねむようこさんと合作したり、作品の中に出る特製カクテルを作ったり、キノコダンスを作って振付をしてしまったり……やりたい放題の爆発的な面白さ「てんこ盛り」の作品!!